『マインドフルネスストレス低減法』途中メモ


とりあえず第一部を読み終えました(ちょうど半分くらいかなぁ)。第一部は「マインドフルネス瞑想法」の実践ということで、他のマインドフルネス本を2冊読んでいた私には復習がてらなところも多かったですが、それ以上に、「そういうことだったのか!」と気づくことも多かったですね。


訳がとてもわかりやすく、それぞれのエクササイズについての解説もかなり精神的な面まで踏み込んでいる感じがしました。マインドフルネス瞑想法は<禅>が元になっているそうですが、宗教色もスピリチュアル色もなくすらすらと読めてしまいます。


すらすらと読めるのは、書いてあることが自分の現状そのままだからどんどん読み進めちゃうというのもあります。「どうしたらこのストレスから逃れられるんだろう」と常日頃感じてますから(苦笑)。


第一部は、マインドフルネスの意義やベースとなる瞑想法の解説です。瞑想法にはいくつか種類があるんですが、これまでの本には詳しく載っていなかった「ヨーガ瞑想法のエクササイズ」に興味津々でした(これが載ってるからこの本を買ったといっても過言ではないw)。


で、エクササイズを見てみたら、私が以前からやっていたポーズが多く(ヨガと認識してなかったポーズも)、これなら始めていけるかなぁと。ただ、大きく違うのは、ヨガをしながら体への意識に集中すること。同じエクササイズをするのでも、意識を変えると何がどう変化するのか(しないのかw)が楽しみです。さっそく始めようと思ってます。


マインドフルネスって何?と一言で説明するのが難しかったんですが、分りやすく書いてあるところがあったので少し引用します。

「マインドフルネス瞑想法」は、"注意集中力"を高めるためのトレーニングを体系的に組み立てたもの(p.2)


「マインドフルネス瞑想法」とは、心の中が、考えごとでいっぱいで何も見えていないという状態にならないように、完全に目覚めた状態を保ためのものです(p.141)

瞑想に関してもこんな記述がありました。

瞑想とは、まさに”何もしない"ということです。瞑想は、私が知っている限りでは、目標や目的に向かうのではなく、自分が今いる場所に"存在することに価値を見いだす"ための唯一の方法です(p.93)


"瞑想は、失敗とか成功といった概念を超えたものである"というのが、最も真実に近いかもしれません。だからこそ、大きな成長や変化や癒しをもたらしてくれるのです(p.137)

参考になりましたでしょうか?


第二部は「瞑想によるストレス対処法」。これも早く読みすすめたいなぁと思ってます。それと平行して、ちゃんと瞑想法(呼吸法)を実践していきたいと思います。クリニックで学んでいた時はあまりちゃんと出来てなかったから(それよりは頑張りたいです…どんどん弱気に!w)。


<参考記事>
30のキーポイントで学ぶ マインドフルネス認知療法入門
『マインドフルネス認知療法―うつを予防する新しいアプローチ』