あいちトリエンナーレ@七ツ寺共同スタジオ

期間限定ということで行って来ました。この場所に来るのも高嶺さんの作品を観るのも初めてだったので(たぶん)、何が展示されるのかわからぬままでした。自分の頭の中では「スタジオ」っていうんだからこぢんまりしつつもそれなりの大きさがあると思ってて、そのエントランスかなんかで作品を展示するのかと思ってたら、劇場(小さい舞台)そのものを使ったものだったんですね。


舞台にはスクリーンがあって、その手前に文字入力出来るものが置いてある。それに、観客が入力するとスクリーンの中の人がそれに応えてくれる(演じて表現してくれる=影絵になって見える)という感じ? 入力した文字(カタカナ)もアニメーション風に(80年代風CGといいますか…)動く。舞台の隅っこではパフォーマンスに合わせてキーボードも生演奏ということになってた(もう一人別の音を出していた人もいたはず)。テーマである「いかに考えないか?」とは逆に、次は誰が入力するんだろ? 何を? 私だったら…と考えずにはいられない空間になっていたでしょう(観ている間はテーマなんかすっかり忘れて考えっぱなしでした)。


でも…私的には…ちょっと苦手な分野の表現でした。それにしても、土日や祝日のトリエンナーレの混み様ったらすごいですね。愛知県美術館にも寄ったのだけど、あんなに受付に行列が出来てるのは初めてみました(笑)。いつも行く展覧会はガラガラだから。この前平日に来ておいて良かった〜。長者町も出来れば平日に行きたいなぁ。