森村泰昌ーなにものかへのレクイエム展〜豊田市美術館
NHKの日曜美術館で森村泰昌さんの回(20世紀との対話(ダイアローグ)~森村泰昌の創作現場~|NHK 日曜美術館)を見た時から、巡回を待ってました(その割に行くのが遅くなってしまったのだけど)。観た感想は、なんか濃いなぁ〜と。時間が。圧縮されていて重かったり。でも、重過ぎてぐったりばかりということもなく、笑ってしまう場面も多く、楽しく観れました。一番印象的だったのは、やっぱり三島由紀夫の(になりきった)演説かなぁ。楽しかったというのは、笑けるだけでなくいろんなことについて考える時間があらたに出来たこと、というのも含みます。
また、館内の2階の広いスペース(天井が高いとこ)を贅沢に使い、2つの映像を大画面で流していてすごい迫力でした。通常部屋ではないところにも暗幕をはり映像を観れるスペースが作られていたり、映像が多い(インパクトが強い)展覧会だなと感じました。日曜美術館で撮影の舞台裏を観た ≪海の幸・戦場の頂上の旗≫ (映像作品)も全編を観ることが出来て良かった。なにものかへのレクイエム(夜のウラジーミル)も、その場の息づかいが伝わってくるようだった。とまぁ、言葉にすると陳腐なことしか書けないのでこのへんで。
☆http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2010/special/morimura.html(豊田市美術館)
ユリイカ2010年3月号 特集=森村泰昌 鎮魂という批評芸術
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