手術終わった…

昨日午前中入院で、午後2時から予定通り手術しました(っていうか治療?)。なんかもう緊張MAXでしたけど「ぼーっとするお薬(点滴に)入れますよ」って言ったので、あ、やっぱり鎮静剤を投与するのか!とちょっと安心。薬入った瞬間からかなりぼーっとして目を開けてられない感じに。まわりでバタバタ人が動いてるのがわかる。手術室に心音が大きな音で聞こえてて、トトトンと不整脈が始まったら「いまだ!」って感じでいろんな人が集まるのが笑えた。けど、人が集まると心音が落ち着くことが何回かありw、先生も「う〜ん、なんでここに来ると止まるんだ…w」っていうか。。


でも、しばらくしたら、かなり連発で不整脈が出はじめて、やっとカテーテルアブレーション治療に(心臓のどこで不整脈を起こしてるのか探すのに時間がかかった)。太ももの付け根からカテーテルが入ってくのは分かったけど、そんなに不快感はなかったです。が、先生が「今から灼くね〜」と言ってからは、ほんと心臓が痛くっていうか熱くっていか、左の背中が凝る感じっていうかそんな状態に…。何度も灼く(泣)度に痛みが増すので、「すいません、すいません!」って叫んだら先生来たけど「大丈夫だよ(笑顔)」っていうので、「ほ、ほんとか??」って。。何度も「痛い、痛い」って言ってたら「みんなそうだからさ(笑顔)」と。はぁ。(診察ではいつもマスクをしてたので初めて顔全体を見た)


で、アブレーションしてからそこがちゃんと治ったかどうかわざと不整脈を起こす薬を入れ様子見。しばらく心音が正常になっていたので「これで終わりです」ってなって片付け始めたら、部屋に響く心音が「トトトン、トン、トトトトトン…」みたいな不整脈が(汗)。なんか自分でも笑ってしまうくらいの不整脈だった。乱れ打ち的な。変則リズムバンドのドラムみたいな? こんなん初めて聞いた。「もう1種類不整脈が出てるみたいだからまたやるね」ということで、いろんな人が急いで治療の支度をはじめ、またまた灼くことに(涙)。でもまぁ、あのまま終わっていたら結局また不整脈出てたわけだし、この乱れ打ちが出てよかったんですけど。。 で、心臓痛い〜熱い〜も再度経験。もう限界って言うところで、またまた不整脈が出てた…。「最後にもう少しやるから」と3種類目(?)と疑われる不整脈に対してアブレーション。「たま〜に不整脈が出てるけど、まぁこれでいいでしょう」と、私の体力の限界を感じたのか、何度も(これ以上)アブレーション出来ないからか分からないけど、やっと終わった〜! 2時から始まって4時過ぎまでかかりました。


退院療養計画書によると病名は「(多発性)心室性期外収縮ショートラン」だったそうで、「あなたの頻拍は右室流出路起源の心室性期外収縮ショートランでした。二種類のVPCに対してアブレーション治療を行い不整脈は消失いたしました。1ヶ月後慢性期に不整脈が再発する可能性は5%以下と考えられます」とのこと。(ショートラン=期外収縮が数個連続して出現/VPC心室性期外収縮 (ventricular premature conduction))
※「http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/chiryo/ablation/ablation05.html


旦那には「もう一種類不整脈があるかもしれないけど…」と先生言っていたそうですが、まぁ、あれが治療の限界というか、たしかに術後もたまに不整脈があったのだけど看護師さん曰く「普通の人でもびっくりした時出るような不整脈」だそうで、ま、それくらいいいかぁ(苦笑)。でも、手術しといて良かったなぁとあらためて感じました。いろいろ調べてみると、一般的には誰でも起こる心室性期外収縮という不整脈だったんだけど、数が多いのと連発があること、それはやはりよろしい状態ではなく、そもそも「突然死」の可能性もあったわけで。まだ、完璧には動悸は治まってないですが、その危険がかなり減ったということは安心出来るかな。運動制限もないので、これから少しずつまた体を動かしていきたいです。


他、入院に関していろいろメモっておきたいことがあるので、また書くと思いますが、今日はこの辺で。