『心が強くなるクスリ』大原健士郎

心が強くなるクスリ―「森田式健康法」ノート (知的生きかた文庫)

心が強くなるクスリ―「森田式健康法」ノート (知的生きかた文庫)

一旦アップしたのに編集してたら半分くらい消えた(泣)。もう嫌〜。残ったのだけアップします。この本はうつの人が読んでもあまり役に立たないかも。森田は神経質症を改善出来る生き方のヒントを与えてくれるだけなので。いろんな療法試す人がいますが、自分の症状が何であるかを把握したうえでそれにはどの療法が適しているかを考えた方がいいと思います。いろいろ試す人は、その療法にすがっているだけであって、自分が治そうという気がないのだと私は思います。私は森田療法で頑張りたいです。以下、この本でチェックしたところ(ほんとはもっとあったのに…)。

 もう一つは、神経質の人は自己中心的で、他人に対する配慮の欠ける人が多いということである。人からノートを借りたり、物をもらったりするくせに、人にはけっしてノートは貸さないし、物もやらない、といったとにかくケチな人が多い。
(私かもな…)

 森田療法でいう「あるがまま」とは、自分をさらけ出して、ゆったりと徘徊するという意味ではない。悩みや気分(症状)は起こるままにさせておき、目的本位・行動本位に頑張ろうと切り開いていこうというのが「あるがまま」である。
 もちろんそれにはかなりの苦痛が伴うこととなろう。しかし、それを回避せずに、たゆみなく努力を続けることによって苦痛が減り、人並みの行動ができるようになる。このようにして健康人に近づいていき、さらに努力を重ねれば、身体によい習慣に慣れてくる。
(旦那が「あるがまま」を誤解しているようなのでむかつくw)

神経症の人が流す涙はただ自分の不幸を嘆き悲しんでいる涙である。しかし、彼らの母親や妻や子どもたちの流す涙は、自分のためにではなく相手のために流す涙である。同じ涙であっても、二つの涙の意味するものは著しく異なっている。
 神経質の人は、もっと周囲の人びとの幸せのために何かできる、人の役に立てるという境地になれるのだから。
(私にはほど遠いな…)

( )内は私のコメントです。