所詮、民間療法?

カイロ(プラクティック)に行ってみました。感想は「これといって目新しいことがなかった」って感じ。確かに、肩こりや腰痛があるので押さえてもらうと気持ちよかったりはした。だけど…期待してた感じじゃなかったんですね。私はアメリカ発祥の「カイロ」というのを試してみたかったんですけどね。骨の調整?とかそういうの。けれど、話を聞いてると「東洋医学」的説明が多いし、へぇこれがカイロ!?っていういわゆる「調整」みたいなポーズなどはなかった。私はカイロと東洋医学の融合とかじゃなく、カイロを試してみたかった。今まで、接骨院、整体院と通ってみて、最初の接骨院ではほぼ改善なし(精神的には逆効果)。今通っている整体院は、その場では良くなることもあるんだけど、毎日毎日痛みはある(し、強くなった気も…)。いずれの院長も、私の状況は「内臓が弱っている」ということでした。今回の先生も、まぁほぼそんな感じ。


う〜ん。同じことを指摘された接骨院や整体院に通っても良くならなかったのに、同じようなことを指摘されたこの場所に通って本当に良くなって行くのか疑問…。同じことの繰り返しかなーと(つまり、治らない)。今日は朝から痛みが強く痛み止めを飲もうか悩んだ位でしたが、痛みの場所を説明するにも飲まないで行った方がいいかなぁと思い、痛みをかかえて診察を受けました。横になると多少楽になるので、施術を受けている時はさほど痛みはありませんでした。だけど、終わって料金払って車に乗ったら、「あぁ、痛いわ、やっぱ」ってな具合。


最初は「からだがだるくなることもある」と、こういうところでは良く言われること。確かに、帰りの車ではだるく、眠くもなった。痛みも強くなった。で、結局痛みが辛くて鎮痛剤飲んだ。意味ないー(苦笑)。なんかいろいろ考えさせられることがあった。気づいたというか…。漢方や接骨院、整体院でも「病院の検査では異常がない」というと、「待ってました!」といわんばかりに「検査には出てこないんだよね(w」的なことを言われます。マクロビの先生もそうでした。でも…異常がないならないんです! 私はこの人たちの言うことを鵜呑みにしすぎていました。悪気はないのかもしれませんが(意図的な人もいるかも)、心配させないでください。異常がないものはない!


とはいえ…現実的に痛みがあるのは事実で、ドクターショッピングしても原因がなかなか突き止められないのも事実。病院でも言われたけど、そういう人はとても多いとのこと。つまり、そういう人はみな民間療法のカモであるんですよね。ホメオパシーやマクロビでそれを実感したつもりだったのに、またそこへ自ら落ち入っていたようです。漢方も、それだけで治そうとは思ってないです。気休めだけかもしれない(飲んでることの安心感)。でも、飲んで良くなればそれにこしたことはない(ホメオパシーと違うのは漢方薬は成分がある、ということです。ホメオパシーに成分ないから←ただの水)。病院で見捨てられた人が民間療法に流れるのはとても分かるし私もそう。でも「見捨てられた」んじゃなく、病気でない、薬を飲まなくても大丈夫ですよということなんですよね。私の場合も胃腸に異常がないから薬が出ないだけ。ただ、痛みが強くてそれがストレスになって悪循環してる感じ(原因はやっぱり突き止めたいし病院での治療を希望しているけど)。


とにかく、病気を診断出来るのは「医師」だけということ。病気の「治療」ができるのも病院の先生だけ。そして自分自身の努力も必要。民間療法では、大人が「お医者さんごっこ」をしているように見えました。個人的なこといえば大人のそれは危険を伴うと思うな…。民間療法を実践・指導している人はとかく西洋医学のことを嫌う。私もそうだった時もあるけど、自分のやっている民間療法に自信があるなら他の分野の批判をしなくていいのでは?と感じました(最初に行った接骨院でもそう感じた)。今日のところでは、ある機械をつかって何かを測定した。そういうの、もう嫌だったので、あぁ、結局ここもか…と。


西洋医学マンセーってわけでもないんですよ…。でも、民間療法で言うところの「治療」と同じレベルで語ってはいけない気がしたので。うーむ、どうまとめたらいいんだか(苦笑)。次回の予約したけれど、どうかなー。まぁ、ここで「治す」ことは考えずに、凝りをほぐしてくれる場所として考えれば行ってみても…。う〜ん…。