今年はドライヤーとワイズマン!

AAC愛知芸術文化センター)のメルマガが届きました。ようやく、今年のAFF(アートフィルムフェスティバル)のスケジュールがアップされたようですねー。今年は「フレデリック・ワイズマン」のドキュメンタリーを特集するのは予定表に書いてあったので、それも楽しみにしていましたが、カール・ドライヤーの2本『裁かるるジャンヌ』『吸血鬼』も上映とのこと。


ワイズマンは、以下の作品が上映されます。

視覚障害』(1986、16mm、132分 アラバマ聾盲学校を舞台とした「Deaf and Blind」シリーズ第一部)
『少年裁判所』(1973、モノクロ、16mm、144分 メンフィスの少年裁判所を取材)
聴覚障害』(1986、16mm、164分 「Deaf and Blind」シリーズ第二部)
『適応と仕事』(1986、16mm、120分 「Deaf and Blind」シリーズ第三部)
『DV−ドメスティック・バイオレンス』(2001、16mm、195分 フロリダ州タンパ市の家庭内暴力被害者収容施設「スプリング」を取材)
『DV2−ドメスティック・バイオレンス2』(2003、16mm、160分 舞台を法廷に移した『DV』の続編となる作品)
『多重障害』(1986、16mm、126分 「Deaf and Blind」シリーズ第四部)
『バレエ』(1995、16mm、170分 1992年のアメリカン・バレエ・シアターの活動を記録)
メイン州ベルファスト』(1999、16mm、247分 人口6000人の典型的なアメリカの町ベルファストを描く)
『チチカット・フォーリーズ』(1967、モノクロ、16mm、84分 マサチューセッツ州立ブリッジウォーター矯正院の日常を描いたデビュー作)


しつこいですが、随分前にワイズマン特集上映を見逃したもので、今回は、必ず観に行きたいなと思うのです。上映会後半は、愛知芸術文化センターのオリジナル映像作品が開館15周年ということで全作品一挙公開とのこと。また、講演会は2回あって、12/8には北小路隆志氏(映画評論家)、12/16は村山匡一郎氏(映像研究家)が来館予定。村山氏の文章は好きなので、どんな人なのかなぁ、何を語ってくれるのかなぁと楽しみです。


http://www.aac.pref.aichi.jp/bunjyo/jishyu/2007/aff/index.html
会期:2007年12月5日(水)〜16日(日) *12月11日(月)休館
会場:アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
料金:無料(定員280名)