ライ麦パン(風?)

昨日の夜、焼いてみました。発酵時の様子を「少し膨らんでいる」と昨日書いたけど、目の錯覚だったのかな(苦笑)。焼き上がりは最初に型に生地を入れた時より小さくなってました! 水分が飛んだということなんだろうけど、型と生地の間に隙間が出来るまで乾燥させちゃって良かったのか?(そんなもんなのか?) そういえば、どっしり重いパンを作るのは初めてです。薄く切って食べてみましたが、噛みごたえあるしお腹にずしっと来ますね。キャラウェイシードも効いてます。カタチは悪いけど、まぁ良しとします! が、ホシノ酵母を使うにはふさわしくないパンかも(笑)。膨らむパンじゃないので「もちもち感」が楽しめないし。あ、なんとか食べられるパンが出来たということは、ホシノ酵母の生種作りは一応成功してるのかな〜と思います。

<以下、すごい長い愚痴…>


悩んでいた「甘夏酵母」なんですが、ふたを空けたらシュッと音もしてぷくぷく泡も出ていたので「今だ!」と思い使ってみました。ちょっと水を入れすぎたかな〜と思ったけど、ま、なんとかなるでしょう…と、就寝。で、どんな感じかな〜と今朝ボウルを覗いてみると「…」。ほとんど膨らんでない。いや、目の錯覚??(笑) 12時間程置いておいたけど、少し膨らんで見える、というか、きっと、昨日より生地がだれてそう見えてるだけかも。きりがないのでとりあげて丸め、ベンチタイム。丸める時にガスが出ていたので「なんだ発酵してるんじゃん」と安心したのですが、ナマコ型に成型しても生地がだれててツチノコ型になりそうだったんで、急遽ベーグルに変更(苦笑)。これがまた、でろでろな仕上がり。お湯で茹でる時、鍋底に生地がくっついてしまい(こんなの初めて)、ベーグル表面はデコボコ(泣)。これでテンションが下がったんですが、もっとがっくりきたのは、焼きあがりです。お昼はベーグルサンドにしようと思ってたんで、すぐ半分にカットしたんです。すると、ねとねとの生地。それが冷めたらカリカリに…。食べられる代物ではありませんでした。失敗は何度もしてきたんだけど、食べられないパンは初めてです。よってベーグルサンドはなし(その代わりにライ麦パンサンドに)。初めてパンを捨てるかも…。酵母がまだ完成してなかったのかなぁ。原因が良く分からないのが後味悪いなぁ。


なんか、これだからパン作りはやんなっちゃうんだよ〜というか。教室でも家でもうまく焼けないのって何なんだろ。向いてないのかなぁと思っちゃう。ここへ引っ越してきてからほとんどうまく焼けた試しがないんだもん。別に教室なんか行かなくても、天然酵母パンとかさくっと作れちゃう人とか見ると、かなり凹むんですよね(悔しい気分)。同居人は、そんな私に「人は人。自分のペースで」と言うけど、私はどんだけ人よりスローなの?って逆にイライラ。見た目よりかなりせっかちなんですよね、私。すぐ結果を出したいというか。でも…天然酵母のパン作りで一番重要なのって「根気強さ」だよなぁと頭では分かっているんだけどね。あれこれ手を出さず、ひとつのことをじっくりやればいいんだろうなぁ。ただ、それで失敗するとますます凹むのも経験済み。ダーシェンカ流の自然酵母作りは4日目だけど中止するかも。瓶の中、うんともすんとも言わないので…。


オーブンの電磁波に耐えて、再び焼いてみよう!とやる気になっていただけに、がっくり度が高かったのです。スミマセン。また来週頑張って見ようかな。(昨日、オーブンの電磁波(と思われる私の不快な空気)が、数メートル先のダイニングテーブルまで届いていたのでびっくり。わかりやすく言うと、携帯で長時間電話をした時に感じる頭のボーッと感が オーブンの回りに漂っている感じなのです)。