9解剖生理学−2(発生と分化)

胚葉のところもここにあげた基本的なところは覚えておきたいです。外胚葉に「中枢神経」と「表皮」があるのがポイントですね(だから皮膚をトリートメントすると脳が安らぐ)。

●発生と分化

細胞分裂と分化が最も著しいのは、受精後から分娩までの「胎生期」
この時期のうち、受精後8週間を「胚子期」、以後分娩までの期間を
「胎児期」という
 
・胚子期…器官の基本的輪郭や胚子の外形が整う時期。
     分化が最も進む期間。肺葉文化は胚子期のみ。
・胎児期…各臓器は成熟して人体の原型を整えた胎児となり、かなり
     大きくなって必要に応じて機能を開始するようになる


●胚葉

外胚葉…中枢神経(脳・脊髄)、末梢神経、表皮、副腎髄質
中胚葉…循環器、腎臓、副腎皮質、真皮・皮下組織、脾臓生殖器など
    の臓器。筋肉、骨、血管、リンパ管など
内胚葉…消化管や肝臓、膵臓などの消化器。呼吸器、甲状腺など
  

◎3週に入ると「内胚葉→外胚葉→中胚葉」の順にできる

・受精が行われるのは卵管膨大部
・受精卵が子宮粘膜に着床するのは、受精後6日程かかる 

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