7健康学−2

必須アミノ酸の名前は、ざっと見ておくといいと思います(一次のみの場合)。飽和脂肪酸不飽和脂肪酸についても基本をしっかり覚えるべし。

必須アミノ酸
人体では十分に合成できず、食品から摂らねばならないもの
バリン、リジン、トリプトファンなど9種
子供はアルギニンを足した10種

●必須脂肪酸リノール酸、α-リノレン酸
これらは哺乳類では合成されず、またこれから合成される
アラキドン酸も合成量では足りないため食物から取り入れ
なければならない。アラキドン酸は生体成分の原料として
必須。不足すると細胞膜や皮膚の異常をきたす
必須脂肪酸不飽和脂肪酸としての性質も持つ


飽和脂肪酸、単価不飽和脂肪酸は体内で合成できる>

不飽和脂肪酸は細胞膜など生体の構成成分となり、
 適度の摂取は高脂血症などの予防になる
 (取り過ぎは逆効果)

飽和脂肪酸−ラウリン酸、酪酸など


DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)
 →多価の不飽和脂肪酸。魚油に多い
 ・血小板が凝固するのを低下。血液サラサラ
  脳や神経の働きなどに関与


・プロスタグランジン−ホメオスターシスの微調整
           局所ホルモン(ホルモン様作用)
           環状脂肪酸(必須脂肪酸に似ている、
           細胞分裂促進、痛み・発熱に関与


基礎代謝量とエネルギー所要量

基礎代謝量」…
寝ている間も呼吸し、心臓を動かして血液を運び、
脳の神経細胞を働かせるためのエネルギーのこと

「エネルギー所要量」…
基礎代謝量に、個人の生活活動に必要な
エネルギーを加えたもの


・上体肥満−内蔵脂肪型肥満(りんご型)
生活習慣病に関連。男性の方が多い
・下体肥満−皮下脂肪型肥満(洋なし型)
生活習慣病には関連なし(良いことではない)

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