4精油学各論−3

精油学各論で問われがちなポイントを問題集からピックアップしました。カモミールジャーマンとカモミールローマンの違いについては確実に押さえておきましょう。

◎学名とは生物につけられた世界共通の名称
ラテン語
・属名+種小名で構成の二名法(二命名法とも)
・二名法は18世紀のスウェーデンの植物学者、
 カール・リンネが作った

・ダマスコン(ケトン類)が含まれているのは、
 ローズオットー
・ローズAbs.に多く含まれるフェニルエチルアルコール
 (フェノール類)は、ローズオットーには微量
 ほとんどが蒸留芳香水に残る
レモングラスとメリッサの共通成分は−シトラール、
 シトロネラール(アルデヒド類:昆虫忌避などの作用)
 同じグループの成分が多いので同じようなレモン様の
 香りがする
・クラリセージ、ラベンダーには酢酸リナリルが
 共通して含まれている
・ローズとゼラニウムに共通した成分−ゲラニオール
・酢酸リナリルとリナロールを主成分とする精油
 −ラベンダー、ベルガモットネロリ
・スイートマージョラムの主成分
 −テルピネン-4-オール(アルコール類)50%、
             モノテルペン類40%


 <カモミールジャーマン>
 Matricaia chamomilla
 一年草(20~50cm)
 カマズレン、ビサボロール誘導体
 青色で劣化すると黄色になる
 強い抗炎症作用


 <カモミールローマン>
 Anthemis nobilis
 多年草
 アンゲリカ酸エステル(75%)、カマズレン
 鎮静作用

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