中島たい子『漢方小説』読了
漢方小説 (集英社文庫 な 45-1) | |
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自分の読解力の無さを痛感した作品(苦笑)。漢方の知識も織りまぜながら…とレビューにもあったので昔から漢方薬を飲んでる私としてはどれどれと思って読んだ訳ですが、その動機自体が間違ってましたね。これは漢方薬の解説本じゃないわけだしw だから漢方の知識もだいたい知っているものだったし五行については説明あれだけ?みたいな物足りなさがありました。
30代に突入した女性の悲喜こもごもをユーモラスに描いてる、と簡単に言えばそんな感じですが、私はあまりピンと来なかったです。ま、笑っちゃう表現などはあって面白いのだけど、軽いなぁ〜って思っちゃった。その程度の問題か、みたいな。あまり共感出来なかった。最近読んだ本がちょっと重いのが続いたからかもしれませんが。で、解説を読んだら、え? この小説はそういうことを表現していたの?と発見し、プチショック。読めてない…。この著者の言いたいことがあまり理解出来てなかったみたい。しょぼん。でも読み返す程のものでもないのでブクオフへリターンですね。