女性作家ってほんと読まない

午後、ブックオフ。熱田のスーパーブックオフはほんと広いな。ここをぐるぐるしてるだけで疲れてしまったよ。朦朧とした中で選んだのは、田口ランディ『できればムカつかずに行きていきたい』と笙野頼子笙野頼子三冠小説集』。あと『禅的生活』。女性作家の本ってあんまり読まないんですけど、なんか気になって買ってみた。田口さんのはタイトルにひかれて。笙野さんの作品は前からちょっと気になっていたんだけど、これはそのタイトル通り受賞した3つの作品を収録していてお得感があったので。


田口さんの本、さっそくちらっと読んでみたんだけど、ん〜、テーマは好みだと思うんだけど、書き方だったり、なんか女子度っていうか(本人おばさんだけどさw)、私が苦手な「女」の部分が強い本かもしれないな、と思った。未映子も「女」って感じだけど、ちょいと哲学的な雰囲気でその部分がごまかされているので(騙されているので?w)読めるんですけどねー。あ、でも、田口さんの本にはたびたび寺山修司が出てきたりなんかして、私も前によく読んでいたから「へぇ〜」なんて思う時もありますが。ま、軽い文体なのでこれもさらっと読めちゃいそうですけど(テーマが重いという人もいるみたいだけど、私はたぶん平気だと思うw)。


なんか、前にも書いたかもですが、自分は、本当に女性なんだろうか、と思うことがある。ていうか、なんでこんなに女性が嫌いなんだろう、と(かといって男性が好きなわけでもないw)。私の悪い癖、人と比べるのが原因とはうすうす分かってはいますけどね〜。料理教室、パン教室、いずれも女の先生が多いけど、苦手だった。男の先生の方が説明も分かりやすいし、変に自分と比べたりしないから。


あ、それと女性の本を読んでいてイライラするのは、私が恋愛の話が大っ嫌いだからかも。なので、必然的に女性作家を読まなくなってきたというか(男性作家でも恋愛小説ばかり書く人はちょっと…)。若い頃はちょこちょこ読んだりしたんですけど、なんかある時から寒気がするようになってきたので(笑)。「あいのり」でしたっけ? ああいう番組を見る感覚が全く理解できないんですよね。「コイバナ」という言葉を聞いただけで震えが起こります…w。今、私が女性で読むのって、池田晶子武田百合子川上未映子ぐらいです。最初の二人はさばさばした感じがあるので、ストレスなく読めます。私の苦手な「女子度」は皆無です。うまく言えないけど、私の中での「女子度」が高い話だったり、実際にそう思う場面に出くわすとたまらなくイライラするんですよね。たとえば…お互いを褒め合うとか…。簡単にいうと、女性の「ノリ」が嫌なんだ。


でもな〜、自分もはたから見ればフツーの女性なんだろな。意外と可愛いものが好きだったりするし(苦笑)。元オリーブ少女が嫌いだけど、自分も似たような趣味持ってたり…(泣)。でもって、easternとか激しい男歌が好きだったりw、自分でも支離滅裂だとは思ってますが、何か。何を言いたいかわからなくなったのでここら辺にしときます。