京都旅3日目・その2(2009.3.15 晴)南禅寺(水路閣・南禅院・天授庵)〜永観堂〜六花

南禅寺で有名なのがこの水路閣。二時間ドラマ(サスペンス?)などでよく使われるロケ地とのことですが、私は見たことない(苦笑)。カタチだけ遺っているのではなく、ちゃんと上に登ると水がダーァッと流れています(前日雨が降ったからか結構な勢いだった)。

 
古代ローマの水道橋を参考に設計されたそう。橋上には琵琶湖疎水の支流が流れています。


水路閣の隣にある南禅院は、離宮禅林寺殿の「上の宮」遺跡で南禅寺発祥の地。

  
☆庭園は鎌倉時代末の代表的池泉廻遊式庭園。作庭は夢窓国師といわれ、早くから、天竜寺庭園、苔寺庭園とともに京都の三名勝史蹟庭園の一つに指定されている。


 
☆現存の建物は総桧の入母屋造こけら葺。池の上にある小さな滝の音が静かな庭園に響く。


南禅寺で最後に行ったのは天授庵。ここは南禅寺の開山塔であり、山内で最も由緒ある寺院。庭園は枯山水、池泉廻遊式の両方がありました。

 
☆本堂前庭(東庭)。幾何学的な石畳が印象的な枯山水庭園。


☆書院南庭。


南禅寺から歩いて永観堂まで行きました。ここは紅葉(もみじ)で有名なところみたいですが、他、通称「みかえり阿弥陀」といわれる「阿弥陀如来立像」が有名とのこと。まず、釈迦堂(方丈)をぐるりと。

 
☆右の写真は悲田梅(ひでんばい)。永観律師は、境内の梅の木に実がなるのを待ちかねて貧しい病人に施したといわれる。その梅の木がいつしか「悲田梅」と呼ばれるようになったとか。


「三鈷の末」は、葉先が3つに分かれている珍しい待つの古木。「三鈷」は、「智慧」「慈悲」「まごころ」をあらわすそうで、この松の葉を持っていると、3つの福が授かるといわれています。

 
☆三枝の松はお土産コーナーでもらえます。ついでに長寿飴も購入。あ、左のがその松ですが、お店の方がこうやって丸めてお財布に入れておくと良いよと言ってたのでそうしただけで、通常はピンッと伸びたやつをもらえますので…。


永観堂は釈迦堂や阿弥陀堂などが廊下で繋がっているので雨の日でも楽しめそう。みかえり阿弥陀はほんとプイっというか、見事に見返ってましたがw、その方向からも拝むことが出来るようになってました。しかし、山の斜面に立てられた伽藍ということで、ところどころ勾配が激しく、かなり足が疲れました。三門どころではなく、写真を撮る気力もなくなって(苦笑)。


お腹空いたので、永観堂を離れランチへ。予定ではとあるブックカフェに行こうとしてたんだけど、それを変更して乗り換えの三条駅近くにある「六花」へ。数年前に訪れた時はモーニングだったのでランチは初めて。入ったらちょうど席が空いていたのでラッキーでした。2人ともこの日のランチを注文。「豚肉と野菜のバルサミコ炒め」だったかな。これがとても美味しかった! 野菜はごぼうブロッコリーなどでしたが、素材の味自体が濃く、ごぼうバルサミコという組み合わせが好きなもので、旨〜っ!って(笑)。野菜がボリボリ、噛みごたえのある感じだったのも良かった。それと、なんかお米が美味しく感じました。


☆この日のランチ。メインディッシュも美味しかったけど、ポテトサラダの味付けが初めてな感じだった!

 
☆旦那はコーヒー、私は紅茶で食後まったり。

 
☆六花オリジナルのスマイルクッキーとお嬢さんが描かれたイラストのポストカードをおみやげに。グリーントマトジャムはなかったです。右はお店のカード。


そこからまた移動したんだけど、長くなってきたのでやっぱ次回に書きます…。