「うつ」の番組

NHKスペシャルうつ病治療 常識が変わる」をみました。自分も一応テストをやると「うつ状態」であり、それによる体の不調(背中・わき腹痛)もあるので、今後の参考になれば…と。簡単な感想は、私は飲んでる薬が比較的少なくて良かった(今はゾロフトとリーゼを1日1錠/でも、両方とも要らない気がしてる…)というのと、薬だけではうつは良くならないんだよな、ということかな。明日から、精神科や心療内科で「薬を減らしてください」っていう患者が増える気がするけど(苦笑)。いや、うつの人は先生に気をつかって言えないかな…。こういっちゃなんだけど、適当に薬をたくさん出して儲けている心ない精神科医は「こんな番組流しやがって!」って思ったかもね。そういう病院はどんどん潰れればいいのに。


心理療法はいろいろあるけれど、番組で紹介された「認知行動療法」も人気が出てくるかもしれませんね。とにかく、薬だけ飲んでればうつが治ると思ってきたことは(当初、そうでした…)違うかも。薬はあくまでも補助的なもので、考え方というか捉え方というか、自分自身が変わっていかなければなかなか完治は難しいなと思いました。私もずいぶん長いこと患ってますから(10年以上)ここらですっきりサヨナラしたいです。森田療法もやりつつ、この前買った「認知療法」の本も読みつつ…。


そうそう、ベッドで寝てるしかなくてひげを剃るのも面倒だった男性が、適切な治療をしたら表情がきりっと変わっていたのは驚きました。本当、たくさんの薬を出す精神科医がいたら疑ってかかった方がいいですよね。いままで何カ所かの病院に行きましたが、そういうところに当たらなかっただけでも良かったのかも(今のとこに通う前の数年は無駄にしましたけど…/薬は多くないけど適当な診察でした)。これから通う人は、なんらかの心理療法をやっている先生・カウンセラーがいるところに通い、薬と併用して様子を見るのがいいかもしれませんね。番組ではカウンセリングは保険が利かないから6000円位かかると言っていたけど、私が通ってるとこは、先生が森田療法に詳しく(外来森田療法を受けています)診察代込みで1500円なんすけど(臨床心理士によるカウンセリングは45分)。なんでかな。つーか、とても良心的な病院だなと再認識したのでした。


NHKスペシャル