古本屋さんへ


先日から突然始まった大掃除で出てきた大量の本たち(未だ完全に整理出来てない…)。それを売りに本山のSMUM書房(←略語です)に行ってきました。紙袋2つ分あったけど、私の予想は1500円。旦那のCD・LPと違い、本の買い取りって安いから。査定してもらっている間に店内をぐるり。森田療法(的)な本もありましたが、今回はパス。これは!と思ったのは、上の写真の『レース編み 室内装飾と小もの』。表紙に「'72 冬」ってある! 中を見ると、これまたレトロ(死語)な雰囲気で、昨日買った椅子にレース編み(かぎ針編み)のクッションかなにかを作ってみたいなと妄想していたところだったのでビンゴでした。



☆左からテーブルセンター、チェアバック、カラフルクッション


☆時代を感じさせる小物たちとモデルさんw(ドレッシィーなバッグ、シックなシニヨン飾り、チャーミングな帽子)



☆「四季のドイリー」と題し、それぞれの季節を代表する草花をモチーフにしたドイリーが紹介されてます
 上の写真はあざみのドイリーです


ちなみに、一番上の写真で、本の下にチラリズムしてるのは私が作ったレース編みです。これ、フェリシモクチュリエ)のキットで作ったんですけど、まったくの初心者なのでつんつるてんちんちくりんになってるというか(苦笑)…。キットの詳しい解説を見ないと作れない私が、製図を見ただけで何か作れるか疑問ですが時間があればチャレンジしたい。というか教室に行ってみたい(笑)←旦那は何故か私にテルミンを習わせたがっているが… そうそう。レース編みの本といえば『レース編み―クラシック&モダン』を持ってるのですが、これいいなぁあれいいなと思いつつ、コースターぐらいしか作らなかった…。やっぱり図だけ見ても分からないところがあるんですよねぇ。誰か詳しい人に聞けば分かる気がするんだけど…。


この本も『レース編み―クラシック&モダン』同様見てるだけで楽しいページが満載。で、結局私が出した本の査定は2200円也。がしかし、この本を買ったため、実質的な収入は1500円となりました(苦笑)。結構マニアックな本を売ったわりには査定安かったなぁ…。ま、いいです、仕方ない!(笑)状態が悪かったかもしれない(高い本だが20年前のものなので)。


それと、旦那が武田百合子の文庫を買ったので読ませてもらおうと思う。2冊あって『ことばの食卓 (ちくま文庫)』と『犬が星見た (武田百合子全作品)』。『ことばの食卓 (ちくま文庫)』の方は確か『ダヴィンチ』の川上未映子の連載初回で取り上げられていた本だと思います。あぁ、武田さんの本読んでこんな感想が出てくるのか〜って感心した記憶があるから(笑)。イラスト(画)は野中ユリで、これも素敵です。さくっと読めそうなので近々読んじゃおうかな(本当は美術検定の勉強もすすめないとなんだけど〜)。


http://www.yomiuri.co.jp/book/column/pickup/20080107bk1c.htm
 『ダヴィンチ』じゃないですが、未映子が『ことばの食卓 (ちくま文庫)』を紹介してます


犬が星見た (武田百合子全作品)』の方はロシア旅行(紀行)といった感じなのかな? 帯には「生涯最後の旅を予感した夫泰淳に同行し克明に伸びやかに綴る」とあります。読売文学賞受賞とのこと。本棚すっきりしたくて本を売ったのにまた買ってるんじゃ…と? はい、阿呆です。つーか、すんごい「女子度」の高い日記になってますが、そんなに「女子、女子」してないつもりですから、私は(苦笑)。見た目も宝塚系みたいだし(汗)。


ことばの食卓 (ちくま文庫)

ことばの食卓 (ちくま文庫)