やる気が少し出てくる
心療内科で出されたお薬が効いてきたのか、森田療法を始めたということで張り切っているだけかは分かりませんが、先月のずんどこ状態に比べたら、かなり(精神的に)元気になってきたような気がする。ほんと、お手洗い行くのに立ち上がるのも面倒だったし、体を起こすこともなく、ず〜っとソファに寝たきりだった。なんもやる気ないし、痛みはひかないしで生きてても仕方ないってマジに思った(けど、誰からも心配されず自分の徳のなさを痛感w)。ま、今も痛みはひかないけれど、体自体に異常がないということが分かったので安心しています。大きな病気はないと。
将来のことを悲観的に考え、それにとらわれていたけれど、森田療法の信念を知り、今までの生き方、というと大げさだけど、今までの受け取り方を変えていこうと思いました。そしたら、少し気楽になれたんですね。もちろん、まだ始めたばかりだし、森田療法のことをもっと知ろうと思っていますが(外来森田療法も始めたばかりですし)。いままで随分気分に流されていたなぁと。逃げていたなぁと。逃げの結果が、この痛みなんです。たぶん。それと、心療内科の先生によってこうも変わるかと驚きます(どの科でもそうだけど先生によって差がありますね)。今の先生のとこに通えることになって良かったと本当に思いました。もう、これ以上悪くなることはない。良くなるだけだ、と勝手に思えるというか。
ちょっと長くなるけど、私が森田療法を知ったのは、最初は先生がある本に紹介されていた時。紹介文の中に「森田療法」という言葉が出てきて、あぁ、そういうのもあるんだ〜っていう程度でした。その後『鬱の力』を読んでいた時、「夏樹静子さんが原因不明の腰痛に悩まされて心療内科で治療して…」という話が出てきたんですね。それからすぐ、ブックオフに彼女が書いた心療内科の本があり、あそこまで痛みは強くないけど夏樹さんとほぼ同じような症状だった私は、これは心身症なんだって気づき、そして、それには森田療法が良いらしいということを知りました。森田療法といえば、あの先生のところ! それからは早かったです。夏樹さんの本を読み終わった次の日に電話してましたから。何がきっかけで、どう繋がっていくか予測もしてませんでした。時間はかかったけれど、トントントン〜と良い方向に進んでいく時ってあるんだなと感じた。