くだらん音楽話

昨晩、NHK教育テレビ『芸術劇場』で、スティーヴ・ライヒのインタビューとライブを見た。昔の映像でしか観たことなかったので、最近の(5月)演奏が観れて嬉しい(って、そんなに詳しいわけじゃないけど…)。『ダニエル・バリエーションズ(2006)日本初演』の演奏の時、シナジー・ボーカルズの右から2番目のおじさんの顔がアップになったんだけど、鼻の下から1本細〜い鼻毛みたいなのが出てて、それが髪の毛と同じ金髪(というか白?)だったので驚いた(苦笑)。『18人の音楽家のための音楽(1974-76)』は、やっぱり素敵だなと思った。なんか落ち着く。旦那は「不協和音の連続なのに?」と言う。たしかに。


私はサザンがあまり好きでないらしい(最近旦那と話していて発見した)。いい曲もあると思うんだけど、マイナーコードなのにアップテンポな曲を聴くととても不安な気持ちになるのです。もやもやするというかすっきりしないというか。サザンだけでなく、最近iPodのCMで流れているコールド・プレイの曲もとっても不安になります。不吉なことが起こりそうな感じ(笑)。だから流行ってるというのがまったく理解出来ないんです。みんなあの曲聴いて不安にならないんだろうかって…(真剣に)。旦那は「マイナーコードがだめなの?」と言うけど、マイナーコードでせつない感じが表現されるのはもちろん分かります。だけど、それを越えて私には不安になる音がある。って言ったら「変なの」と言われた。フレーミング・リップスはぎりぎり大丈夫なんですけどね…。音の受け取り方まで神経質(過敏)なのかなぁ。小さい頃から「この曲は不安になるな…」という感情があったのは事実なんですけど(苦笑)。