『巨匠に教わる 絵画の見かた』読了

巨匠に教わる絵画の見かた (リトルキュレーターシリーズ)
ルネサンス(前夜)から20世紀美術の主要な画家の紹介と作品、そしてその絵を見た時の別の巨匠たちの言葉を著作などから引用。これ、面白いんですけど、逆に「え〜、この人ってこんな毒舌家だったんかいな」というギャップも感じ、がっかりしちゃったりした(デ・キリコw…)。この吹き出しの巨匠の言葉自体は面白いのだけど、たまに本文に誤植(間違い)があったりもし、情報を信用して大丈夫だろうかという不安も読後に感じました。本文も読みづらいレイアウトなのでストレスは溜まるのですが、「鑑賞のアドバイス」などはコンパクトにまとまっていて参考になります。他「ゴーギャンがパクった名画のポーズ」「みんながハマっていたセザンヌ」などの頁も、各巨匠たちの個性がわかって面白かったです。