秋の読書に…/最近の収穫

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る

夜も長くなってくるこの季節。いろんなところでおすすめ本が紹介されてますね。週末の新聞の書評コーナーで紹介されてたのが『本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)』。その名の通り、ゆっくりじっくり読むことでその本の奥にあるものまで楽しもうといった感じ。たくさん本を読みたいのはやまやまだけど「行間を読む」楽しさは時間がないとできないか…。と思っていたら、別のページの広告に『知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る』なんて本も(笑)。コピーには「1ヶ月で100冊の本を読む」って…。そりゃぁね、そのペースで読めたら本棚もすっきりするだろうな〜と思います。早く、かつ、的確に読みつつ、じんわりとした読後の時間を持ちたい! って矛盾してますか? この2冊を読み比べたいな〜と思うけど、そんなことしてるんだったら手持ちの本を読んだ方がいいのか!? そうそう、読書術など読んだところで所詮自分の読書方なんて人にいわれて変わるものでもないから(自分のものでしかない)、参考にならんのよね…。とぶつぶつ言ってるわりに気になって仕方ないんだけどね。こつこつ読んでいこか(ということは、私は「スローリーディング派」なのかな)。


町田康詩集 (ハルキ文庫)両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム (新潮文庫)
他、ブックオフでゲット。『町田康詩集 (ハルキ文庫)』。『両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム (新潮文庫)』(寺山修司)。町田康の詩集は私が持ってる本をまとめたものだけど、あらためて見て、うん、やっぱよろし。写真も粋です。寺山修司のこの本は、名言集。なので、これもあらたな言葉を発見!というより、「そうそう、これいいよね〜」と、しみじみ感動しながら読んでます。


ニューベーシックマクロビオティック―おいしくて、簡単な、毎日のごはん
マクロビ関係では、久司道夫『マクロビオティック健康法』を購入。アマゾンやブログなどで「改訂前の方が良かった」という声を聞きますが、古本を探すのも時間かかりそうなので改訂版を買っちゃいました。入門篇といった感じではないのですが、マクロビのこと、もっと知りたいなと思いまして…。栄養的なものにも記載があるのでじっくり読んでいくつもり。『ニューベーシックマクロビオティック―おいしくて、簡単な、毎日のごはん』は、WFS主催の天野朋子さんと京まくろびの中川屋善右衛門さんの共著。陰陽表やフードピラミッドなし! でも、基本はばっちり。玄米の炊き方、みそ汁、蒸し野菜(三種のドレッシング)、重ね煮…。蒸し野菜がマクロビメニューに多く出てきて、うちでも作るのですが、いつも悩むのがドレッシング作りでした。ワンパターンだしな〜と。蒸し野菜に合うドレッシングのレシピってどんなのがあるのかな〜とモヤモヤしてたので、ヒントをもらえた感じです(笑)。煮しめのレシピも、ここに載ってる野菜で作らないといけないということはないし、基本がわかれば応用効きます! 同じ野菜でも切り方によってパワーが違うことは分かっていました。これも「じゃ、大きく切ったのはどうやって使ったら?」とかどんな時に切り方を変えるのか分かりませんでした。ここでは、大きく切ったものを「ストロング」、小さく(細かく)切ったものを「ライト」と分け、それぞれにレシピが載ってるのでホント参考に! 個人的には、「マクロビをはじめたけど、これでいいのかなぁ」とか、私みたいに独学の人なんかにおすすめです。チカラになりそう。本自体の装丁、デザイン、写真も綺麗ですっかりお気に入りです(ざっと読んじゃいました)。