アロマテラピー占星術/安珠

アロマテラピー占星術―星と香りが紡ぐあなたの幸せ
やっと読み終わりました。本の最初に載ってたホロスコープについての記述には頭を抱えましたが、その後の天体とサインの解説、精油についての解説はさらりと読めました。が、やっぱり全体的に、読んでてイライラする本でした(苦笑)。え、ここで終わり?みたいな解説と「詳しくは専門書を」という記述にむかっ(笑)。


精油占星術的分類」は、月の精油はこれがあって、どういう特徴が〜 という頁なんですが、本文少なっ!みたいな。ここは横書きになってるんですが、下半分真っ白なんで…。それがデザインになってればいいんだけど、なんか違う(笑)。私は魚座で支配星は海王星なんですが、本文約4行。天王星冥王星なんかたった3行ですよ…。天王星海王星冥王星は発見されてからの歴史が浅いので文献も多くないのは仕方ないけど、ちょっと悲しいなぁ。

(以下、mixi日記に加筆)

でも、発見もありました。「海王星のエネルギーが強すぎると地に足がつかない状態に陥りやすい」「いろいろなことを感じやすかったり、想像力が豊かなために、心配性になりすぎる人などは、海王星の力が働きすぎてバランスを崩しやすくなります」。これは今の私だ〜!という。。先日のフラワーエッセンス講座でフラワーカードを使った時、クレマチスを選んだ私。グラウンディング*1がキーワードだなと思ってたんで、占星術からもそれが読み取れるのか〜と納得してしまいました。ちなみに、グラウンディングにはアンジェリカ(水星)、海王星の力が働き過ぎる時は、土星や太陽の精油を使うとバランスが保てるようです(土星…サイプレス、ユーカリ、サンダルウッドなど/太陽…アンジェリカ、オレンジ、パチュリ、フランキンセンスベルガモット、ベンゾイン、ミルラ、ローズマリーなど)。


グラウンディングがきちんとできてないと、頭にばかりエネルギーがいって足先が冷たくなる」とどっかで読みました(この本ではない)。それと、これも別の本で「アロマテラピーを学ぶ時、ホリスティック(全体的)という言葉が出てくるが、身体のことばかりでなく精神(スピリット)も入れなければ(学ばなければ)ホリスティックとは言えない」というようなことを読んで目からウロコでした。「センタリング*2」「ハイヤーセルフ*3」なんて言葉も出てきたりなんかして、それに慣れてきてる自分もいたりして、すっかりスピリチュアルな世界へ突入してるような昨今です…。


そうそう、私は旦那および旦那家族への接し方がいまいちわからない時があるのですが、全員双子座(支配星は水星)なんで、私が水星の精油を使うことで少しはバリア(?)が解けるかな?なんていうことを思ったりしました。つーか、数年前の6月のある日、みんなで食事中「みんな6月生まれだね!」と義父が言ったので、しょんぼりしました。私のこと眼中になかったようで(私は3月生まれ)。。


この本でイライラしたのは肝心なところで説明不足というのもありますが、細かいところでは、たぶんこれイラストレーターなどで版下を作っていると思うんですが、表の作り方、基本的な操作に慣れてない人が作ってるよなぁ、と素人の私にでも分かってしまって萎えます(苦笑)。こういうのが、情報の信頼性をも落としてしまうので気をつけた方がいいと思うなぁ。点線の作り方がいい加減だったり(破線を作る際のポイント数が間違ってる)とか、センタリング(←これは普通の意味で!)が適当だったり、そのきちんと作られていない表を元にコピペしてて、なんだかなという。あと、空白の頁が多いのも萎えます。なにか書いてくれ!(笑)雑誌しか編集したことないので、あまり強くも言えないんだけど、8頁単位での頁組みが分かっているはずなんだから、もっと著者とどれくらい書けるのか、足りなかったらどういう構成にするかまで考えておけ!と言いたい…。って、偉そうにすみませんでした。でも、この本、ほんとイライラするんだもん(笑)。


アロマテラピー占星術の繋がりについて興味がある方は、ちょっと高いけど、パトリシア・デービス『パトリシア・デーヴィスのアロマテラピー占星術』の方が解説が丁寧そうで個人的にはおすすめ(私も購入予定)。また、日本人の著者では『アロマと月の占星学』という本もあります。ま、イライラしつつもアロマと占星術についてますます知りたくなったので、それは良かったですけどね。

*1:地に足がついている状態

*2:自分の中心軸をしっかり持っている状態

*3:高次の自己