『みっつめの目』読了

以前行ったマクロビの講演会で買った本をやっと読み終わりました。陰と陽についてわかりやすく書いてあるとはいえ、私にはどうも納得いかない点も多く、すっきりしない気分。マクロビの食バランス(よくピラミッド型で表現されてるやつ)は、歯の並びの割合に比例するとのことで(犬歯・臼歯などのバランス)それは納得できるのですが、因果応報のことが書いてあるところで、私には「悪いことを行ってきた人にはそれなりの制裁がある」と読め、それはイコール早死なんて感じてしまったのです。うちの両親は二人とも60歳を過ぎてすぐ亡くなっているのですが、特に母に関しては自然食品のお店に私を連れていったり、漢方薬を飲んでいたりとかなり健康には気をつけていたのです。そりゃ性格的に問題があるところもあったけど、そんなにひどい生活は送ってなかった。なのに病気になるのはその人や環境に原因があるように言われると悲しい。講演会の時もある先生が「昭和ひと桁生まれの人は長生きだ」みたいなことをおっしゃってて凹みました。うちの父は昭和8年生まれだけど60歳でぽっくり逝っちゃったしさ。日本の高速道路建設(緑化関係)ではかなり貢献したと思うのですがね。うちの親はなんで死んだの?とその時、一瞬ボ〜ッとしてしまったことを思い出した。


今日は風邪でダウンしてるんだけど、マクロビ食で栄養が足りてないんじゃないかとも感じたりする。ここ数年、あまり風邪という風邪はひいたことがなかったのでね。ガチガチのマクロビでなく、もっとのんびりゆっくりと自然なかたちで取り入れていければなと思いました。適度に肉や魚を取らないとダメな気がしてね(必須脂肪酸などの関係)。インストの勉強で解剖生理学や栄養学のことも少し学ぶのでそれを参考にして、心身ともに快適な生活ができればなと感じました。


あと、途中でこの本を読む集中力が切れたのは、誤植が多いから。誤植があまりにも多いとその本の内容が正しいのか不安になってしまう。文のなかでも「○○氏はこういっている」とあるのだけど、その発言が正しいのかどうかも無学な私にとっては判断しかねるところで…。どの情報を信じるかは自己責任なので、しつこいがインストの勉強を兼ねて、解剖生理学、一般的な栄養学と比べ判断していきたいと思う。


※その後マクロビ生活は止めることにしました(2008.3)