こだわり人物伝 2009年10-11月 (NHK知る楽/水)

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「知る楽」で太宰治の回が始まったのでテキストを買ってみました。正直、太宰の本って全然読んでないのですが（汗）、昔からとても興味はあるんです。だけど、やっぱり、どっかで「人が評価しているものを自分が理解できなかったらどうしよう」とか、どうでもいいこと考えちゃって全然読みすすめられない。だから、まぁ、この放送をきっかけにまたちょこちょこ太宰の作品に触れられたらと思ったのでした。

初回は、角田光代による「ロックな作家」でした。彼女の言う「途中感」という表現がとてもわかりやすく、また「ロックな作家」というのもなるほど頷ける。テキストも全部（太宰部分は）読んだのですが、他の女性作家（辛酸なめ子、西加奈子、田口ランディ）の視点よりも角田光代の視点がいちばんしっくりきた。というか、彼女は本を読み、いろんなことを自分のものにしているけれど、私は本をただのひまつぶしに読んでるにすぎないのではないか？とちょっとしょんぼりした。いやぁ、それこそ時間の無駄ですよね。もっと、本からいろんなことを吸収していきたいなぁと思ったのでした。
☆http://www.nhk.or.jp/shiruraku/wen/index.html#a1

で、放送翌日、さっそくブックオフにいって『女生徒』を買ってきたのですが、すでにn_n家にはあったことが発覚（旦那が買っていた）。うちって結構（いや、かなり）駅前の本屋以上に本の品揃えが良いなぁと思いました…（苦笑）。

女生徒 (角川文庫)
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この表紙のシリーズは苦手なんだよなぁ…

シリーズ第二回（明日）は辛酸なめ子による「モテる作家」。これはこれで楽しみです（テキストと放送、微妙に違いますからね）。