一応読んだ

私が通っている体操の教室の方に、本を借りた。というか、無理矢理「貸された」んですけど(苦笑)。著者の講演を実際に聞いてもピンと来ず、もやもやが残るだけ。確かに「ポジティブ」に考え「笑い」を生活に取り入れた方がいいのは、そりゃそうだとも思う。だけど、それと遺伝子スイッチをオン・オフという話がどう結びつくのか、私の頭では分からん(笑)。


ポジティブ(前向き)って言葉も本当はあまり好きでなく、ま、暗いこと考えるよりはと思うけど、私の場合前向きが過ぎて妄想になり、現実とのギャップが激しくて落ち込むことが多いので、個人的には「淡々と生きる」のが目標です。現実はうまく行かないからこそ、目標を下げておけばショックも減るだろうと、敢えて(人からすると)ネガティブに考えることもありました。基本的にはトモフスキーの「うしろむきでOK!」という曲が大好きです(笑)。


他人と遺伝子情報の違いは0.5%だけ。眠っている遺伝子をオンにすれば、良い人生が送れる的な内容。子ども向けに書いた本だからか、話をはしょってる感じ? それとも詳しい説明はどの本にも載ってない?(講演会でも全く説明はなく、皆が既に分かっているだろうという前提のようだった…) や、一応オン・オフの説明は書いてあるんだけど、「それがなぜ?どうして?」と余計疑問になりまして…。講演会を聞いて(途中で寝て)もやもや感が残ったわりに、まわりの聴衆は拍手喝采だったので、どのポイントに皆共感しているんだろうというのが知りたくて読んだのだけど、この本は講演会の内容とほぼ同じだったため、もやもや感は未だに解決されず。ていうか、これは本当ですか?という疑念が(以下略)。


ていうか、私はこの人にも、この人が言うことにも興味がないんだと思う。ただ、これ貸してくれた人になんて言って返せばいいんでしょうね(苦笑)。私がこんなこと思ってるのに、講演会で隣に座ってた人が「n_nさんが真面目にメモしていた」とみんなに言うもんだからすっかり信者だと思われてる(爆)。「若い人は吸収がいいわよね」だって(汗)。途中で寝たっつうの。でも…私以外、すんごい皆信仰しちゃってる感じなんです。「興味ありません。これトンデモですから」なんて言えない空気なんすけど…。みなさんいい人たちなんですけど「(講演)良かったでしょ!」と当たり前のように言われると適当に笑顔で返すしかなく、私の中ではギクシャクしたものを感じ始めています。この話が今後あまり続かないことを願う限りです(笑)。真剣に講座の継続まで考えちゃいます…。


でもまぁ、天皇皇后両陛下もこの教授を読んで話を聞いたみたいだし、ダライ・ラマも興味を示しているみたいなので、興味がある方は一度読んでみては? スピリチュアル系好きな人はハマってしまうのかしら?

個人的には(あくまで私見)こういうのをくもんが出していいの?というか、くもんだから出せるのかな?という思いがあります(苦笑)。


kikulog
kikulogには上記の記事がありました。ご参考までに…