はじめてアート講座@音楽

毎年「はじめてアート講座(旧・文情ゼミ)」に通っていたんだけど、今年は体調悪くていままで行けてなかった(美術の回は行きたかった…)。今日も本調子ではなかったけれど年休とった旦那も行くというので一緒に行った。今日は全10回中の9回目。テーマは「20世紀前半の西欧音楽」。講師は名市大の教授の方でした。現代音楽のルーツを連続的にたどると1910年代から30年代になる。その時代の政治からの影響や社会変革が音楽にも影響を与えたということを知りました。1910〜1930年代は、音楽語法の革新、音組織のパラダイム変換(調性からの離脱)、非西欧的音組織の探究というキーワードで語られました。


実際に音楽を聴いたのは、ストラヴィンスキとシェーンベルク。ストラヴィンスキが現代音楽として取り上げられるのが私には意外だった。しかし、実際に楽譜を見たり(読めませんけどw)、音楽を聴くと「普通ではないシンコペーション」「拍子の規則性とリズムとの齟齬」「楽句構造はきわめて規則的」ということが分かり、あぁ、なるほどって。講座の前、お腹と背中が痛かったのだけど集中していたせいか大丈夫でしたが、終わったと同時に痛み再発(苦笑)。なんだかなー。来週は同じ先生による「戦後の現代音楽」。これも楽しみです。


ちなみに、講師の水野教授は地下鉄の音楽を作曲された方です。名前見てもしや?と思い調べたら当たってましたw。
http://www.nagoya-cu.ac.jp/jimu/jyouhou/melody.html