放棄された気分

近所の総合病院へ。過敏性腸症候群の薬(トランコロン)が効かなかったことを伝えると「もうこちらでは対処すべきことはない」と言われました。「内視鏡検査をしても高い確率で正常と判断されると思いますが、検査しますか?」と。こんなに痛みが強くなっているのに、「整形外科で痛み止めも出てるし、他の病院(心療内科)でもいろいろお薬が出ているようだから…」と。以下、医療に関する愚痴。


私はこの病院のHPを見て、このように書いてあるから行ってみたのです。

「どの科にかかればよいかわからない」「診断がはっきりしない」「訴えを理解してもらえない」といった患者様からの声を聞くことがよくあります。総合内科では、診断未定の患者様、多様な症状や悩みを抱えた患者様、急性疾患の診察を担当することが多く、従来の臓器別診療の枠組みだけでは対応することが困難であったこうした声に向き合いたいと考えています。

近くの内科で「膵臓の病気では?」と言えば笑われるし、この病院の初診でも「血液検査で異常がないから」と話さえ聞いてもらえなかった。だから、改めてこの痛みを診てもらいたくて行ったら、過敏性腸症候群かもと言われ、確かにそんな風かもと病名がつくのを期待したのに、総合内科部長は私に判断を任せた。「どうしましょうか?」じゃなくて「こうしましょう」と行って欲しかったなぁ、ほんと。HPでの意欲がまったく伝わってこない。同一人物?とさえ思う。過敏性腸症候群で他に薬は出してもらえないのか?と聞けば、「あなたの症状に合う薬はない。決して出し惜しみをしてるわけではないですよ」。私がどうしたらいいのか悩んでいたら、検査受けるかどうか家で考えてみてもらってもいいですからということであっけなく診察が終わった。看護婦さんは「今回で終了ですね〜」といって伝票をよこした。あぁ、見捨てられた感じ。


なんか泣けてきました。最初からこの病院に来なければ良かったと思いました。私は昔から大学病院信仰というのがあり(小さい頃から通っていたからかも)、ここは設備も古いしどうなのかな?と不安だったことは確か。でも、体がフラフラな時に通える病院となると近くなのが便利なのでここにしたのです。良い先生もいるのだけど、最終的にがっかりする結果になったのは悲しいです。過敏性の薬が効かないなら、じゃぁ、別の病気では?と考えてくれない。というか、「こんなに検査して異常がないということも事実ですよ」と言われました。や、それはそうなんだろうけど、その言葉を信じられない自分がいます。こんなに痛いのにどこも悪くないというのが受け入れられない。それは自分を信じていないことにもなると思うけど。


じゃぁ、最初から大学病院などの大きなところに行けば良かったじゃんと自分でも思うけど、これがまた、母のことを思い出すと大病院も信じられなくなっていました。母はずっと血液検査の癌の数値がありえない桁を示していたのに、CTなどで異常がないことから「様子見」でした。それが1年続いて、開腹手術で検査入院し、癌がみつかり、末期でした。一応地元では有名だし(静岡日赤)担当科部長に診てもらっていたのにこれです。病院の大きい小さいは関係ないのかな、こんな判断ミスするなんてと思ったんです。個人病院でも良い先生はいたし、どこの病院というよりもどんな先生に診てもらえるかが大事かなとも感じました。


が、今日のことで、やっぱり大きな病院(か、専門病院)でもう一度診てもらおう。それで異常がなければ安心できるかもと思いました。過敏性の薬が効かないことを考えると、やっぱり膵臓の病気なのかなぁと心配なんですよね、場所的に。顔色も黄色いし、疲れやすいのもあるから。名古屋市大病院か名大病院で考えてます。どっちが良いかなぁ(ご存知の方は教えてくださると嬉しいです)。それか専門病院。あと甲状腺のことが気になっていたので内分泌科で月曜日に診てもらう予定になっていたんだけど、なんか憂鬱。あんまりここの病院に通いたくなくなってきた…。甲状腺で有名な病院って? あぁ、もう何がなんだかわからないや。