未映子かとらこか/気になる本

先日、旦那がどういう理由かまったく分からないけど「川上未映子のサイン会があったら行く?」というので「もちろん!」と答えた。「いしいしんじは? 町田康は?」って矢継ぎ早の問いに「行くよ、そりゃぁ!」。いしいしんじに会いに先月も四日市に行ったばかりじゃないか。町田康はなかなか名古屋に来てくれないので大阪までサイン会に行ったじゃないか! 私にとっては当たり前のことをなんでそんなに聞いてきたんだろ。…まじで思い出せない(苦笑)。


今朝、ネットをぷらぷらしていたら「“]‘—」にサイン会のお知らせがあった。あ、名古屋もある! 行かなきゃ!ということで、名駅の星野書店へ整理券をもらいに行ってきました(笑)。ここは町田康のサイン会があった書店だな(何年前だ一体…)。『乳と卵』のついでに結局『わたくし率 イン 歯ー、または世界』も買っちゃった。その他の新刊本をちょこっとチェックして帰宅。なんせ、胃痛・背中痛は朝からあるもので無理は出来ません。整理券番号からするとまだまだ大丈夫そうですので、気になる方はチェックを!

星野書店 近鉄パッセ店


サイン会のある3/8(土)は、ホメジャ名古屋でとらこ先生による「死に方セミナー」というおそろしいタイトルの講演会があります(爆)。時間は10時から17時。一応予約はしてるんだけど、どうしようかな。サイン会は12時から。それぞれの会場が歩いて15分位の距離なので、セミナーを抜け出してサイン会→そして戻るというのもありだけど疲れるよねぇ。今のうちに講演会をキャンセルしておこうかな。最近の体調不良により10時から17時まで椅子に座ってるということがキツイと思うので。あぁ、体調整えておかないと(笑)。

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その川上未映子が出演した(らしい←うちでは観れない)『週刊ブックレビュー』では、3冊の本をおすすめしています。竹熊健太郎篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 (河出文庫 た 24-1)』、永井均翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない (ちくま学芸文庫)』、カート・ヴォネガット・ジュニアタイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)』。どれも面白そう。つーか『翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない (ちくま学芸文庫)』は先日図書館で借りて来て今読み始めたところでーす(インタビュー記事で話題にあがってたので読んでみたかった。哲学にも興味があるので)。

篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 (河出文庫 た 24-1) 翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない (ちくま学芸文庫) タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)


週刊ブックレビュー 2008年02月17日の放送内容



今日書店でチェックしたもの。町田康告白 (中公文庫)』の文庫版! 文庫版ってどんだけの厚さになるの?上下刊でなくて?と思ったら、1冊の分厚い小さい変な本になってました(笑)。これって文庫の意味あるんだろうか…。読みづらそうっ…て、単行本『告白』を何年も本棚に眠らせてる私が言うなという。だって、ファンだけに、この本が理解らなかったらどうしようって(苦笑)。小心者だよな、私は。というか、そこまで真面目に本と向き合わなくてもいいですよね。本とだけではないけど。


中原昌也ニートピア2010』。彼は以前から気になっていた作家(同じ歳だし)。新しいのが出たな〜と見てたら、面だししてある中でこの表紙は目立っていて探しやすかった(笑)。だってタイトルより作家名の方がデカイんだもん。つーか、この絵もインパクトあって。彼の作品はず〜っと気になっているのだけど、食わず嫌い状態です。作家というより「暴力温泉芸者」として最初に知っていた(聴いていた)もので、ミュージシャンから作家というパターンに納得いってなかったのかも(って町田康もそうだけどさ)。最新短編集とのこと。とっかかりとしてこの本から読んでみるのもいいかなと思いました。

ニートピア2010

ニートピア2010


爆笑問題の番組がそのままシリーズ化されているそうで、なかでも『爆笑問題のニッポンの教養 異形のモノに美は宿る 日本美術史』が気になりました。辻センセイ、出てたのね。「異形のモノに美は宿る」というタイトルにピーンと来てます。日本美術って小難しいものではないんですよね(って去年思った)。いままでなんも知らなかったので、知らなければ知らないほどこれからもっと楽しめそうな世界だなと思ってます(苦笑)。う〜ん近々読みたいです。そんな本ばかりで困ります。