ピカソ展@岡崎市美術博物館

楽しみにしていたピカソ展に行ってきました。噂通り、大勢の人でにぎわっていて、無料で入れるひとたちの大声でのはしゃっぎっぷり、や「どうでもいい感想・つぶやき」、とりあえず流行ってるから来ちゃった的なバカップル(腰を抱きながらの鑑賞)など、マナーが悪い人々には辟易しましたが、作品自体はそりゃ素晴らしく(面白く)堪能できました。


有名な『草上の昼食(マネに基づく)』が生で見れて素直に嬉しい。マネの絵がピカソの手にかかるとこうなるんだ〜という楽しさと発見。また、絵画の他に、陶芸(皿など)や版画(連作版画《347シリーズ》ほか)、ブロンズの作品の展示がありました。表現手段は違えど、どの作品も、やっぱりピカソ。色使いだったり、線の流れだったりが素敵だー。また、ロベルト・オテロによるピカソの写真も豊富に展示され、ピカソの日常がかいま見れる気がしました。おおざっぱな感想はこんな感じ。このピカソ展、8日までなので、お近くの方はお早めにどうぞ〜。


そうそう、美術検定を受ける身としては、もっと技法についてわかっていたいなと思いました。「アクアチント」や「ゼラチンシルバープリント」の説明をしろという問題があったら危ういもん(苦笑)…。あ〜でも、これは試験関係ないか。こういう技法についても知っていると、より展覧会を楽しめるなと、実感した次第です。しかし、美術検定に受かる受からないはともかく、勉強したおかげで、より楽しみの幅は広がった気はしました。次に行きたいのは「岸田劉生展@刈谷市美術館」「レンブラント版画展@名古屋ボストン美術館」です。楽しみ。

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