料理教室@BIO


今日はケイジャンクレオーレ(料理)ということで、ジャンバラヤ、野菜ガンボスープ、コーンケーキ、キャロブ入りスパイスケーキを作りました。ケイジャン料理とは、ニューオリンズ地域、ルイジアナ産やメキシコ湾の素材だったり、温暖な気候で育つ豆や野菜をふんだんに取り入れた料理のこと。ハーブやスパイスなどを使いフランス料理の雰囲気を出して仕上げればクレオール料理となります。クレオールケイジャンに共通するメニューもあり、それがガンボスープジャンバラヤ


写真左)野菜ガンボスープ 右)ジャンバラヤ


もともとフランス料理では(この地域はフランスの植民地だった)、玉ねぎ、にんじん、セロリがだしとして使われていますが、ケイジャンでの特徴は、にんじんの代わりにピーマンを使うこと。ガンボスープジャンバラヤともにこの3つの野菜を使用します。肉の食感や風味を出すために、ガンボスープにはしめじを、ジャンバラヤにはまいたけを入れています。スパイスもふんだんに!手作りケイジャンスパイスの材料は「黒こしょう、クミン、パプリカ粉、ドライオレガノ、ドライタイム、マスタード粒、塩、にんにく、玉ねぎ」。固形のものは煎ることでより香りがたちます。教室中良い香り〜。このスパイスがあれば、どんな料理でも美味しくできそう! このスパイスはガンボスープに使用。そのガンボスープはルー作りからでした。それを水で伸ばしておきます。別の鍋で野菜(しめじ、にんじん、じゃがいも、トマト)を炒め、ルーを入れスパイスを入れ出来上がり。仕上がりはシチューのようになめらかで美味しかった。


ジャンバラヤは、スペイン・アンダルシア地方の名物パエリヤをルイジアナスワンプ産のものでアレンジする中、ドイツからの移民がもたらしたソーセージも多用するようになったそう。とはいえ、マクロビ料理なのでお肉は使いません。今回のレシピではグルテンミートを使って、肉と同じような食感を出しています。グルテンミートっていまいち使い勝手が分からなかったのですが、ご飯と合うのね〜。ジャンバラヤの方もとてもスパイシー。ドライタイム、クミン、パプリカ粉、粗挽きこしょうが使われています。ちなみにご飯は7分搗き米を使いました。


それと、コーンケーキが甘くて美味しかった! 和風に言うと、とうもろこしのお焼きなんですが、とうもろこしがた〜っぷり使われているので甘いのです〜。とうもろこしと全粒粉、豆乳、ドライバジルを混ぜて焼くだけ! これはまた作るぞ〜。ちなみに、とうもころしは生で使ってOKだそうです!


デザートはキャロブ入りスパイスケーキ。ケーキというようなカタチじゃありませんが、スニッカーズというか、最近自然食品店に置いてある「ララバー」というバータイプのお菓子といえばいいんでしょうか。ソフトクッキーといった感じ。これもスパイスたっぷりなのです。くるみ、レーズン、オートミールなどを地粉と米飴で混ぜるのは通常通りなんですが、そこに「コリアンダー粉、シナモン粉、クローブ粉、ナツメグ粉」、そしてキャロブパウダーも入ります。甘いけどスパイしー。なんか大人のスイーツって感じです(笑)



私は、お腹の調子が悪かったので、ご飯は半分くらい持ち帰り、同居人の夕飯にしました(笑)。すると…ジャンバラヤを食べ「これは家で再現できるの?」といいやがりました。言葉に詰まりました(苦笑)。こんなに美味しく出来るかわかんないなぁ。「これが炊けるくらいの土鍋があれば出来るかな〜」と返しておきました。あ、でもガンボスープはスパイスを揃えるのが大変だけど、ジャンバラヤだったら、パプリカ粉だけ買えば出来ちゃうからな〜(スパイスは結構揃っているので)。ん〜、お腹の調子が良い時に新しいお鍋を使ってチャレンジしてみようかな〜(笑)。