GW京都旅@2007.05.03 その3(柴洋・草星・市原平兵衛商店など〜サヨナラ京都)


草星で購入した小皿と箸置き(箸は市原平兵衛商店)

                                                                                                                            • -

五条坂にある河井寛次郎記念館でゆっくりしていたら、ちょうどお昼になりました。ランチはここから歩いて「柴洋」(http://sibayo.com/kyoto/cafe.html)へ。あ、ここだ!と思って入ろうとしたら、入り口にワンちゃんが寝てる!犬嫌いな私ですが、この犬は可愛いので大丈夫です。さわれないけど…(アメリちゃんと言うらしい!)。

そもそも、ここは洋裁学校なので店内はハンドメイドな雰囲気たっぷり。カウンターからみるキッチンも、お洒落だけでない実用感がいいな。私は「玄米ベジプレート」をオーダー(デザートはフルーツ寒天でした)。

玄米は圧力鍋でないのかな? ちょっとさらりとしてました。全体的に少なめボリュームが私のお腹にはいい感じ。やさしい味付けもまったりします。車麩のトマトソース煮は豆がた〜っぷり。美味しかったのでさっそく真似をして作ってみたりしてます。デザートも喉ごしよくさっぱりいただきました。ほんと好みの問題になりますが、私はここのベジプレート気に入りました。「どう、これ食べてみて! 盛りつけもいいでしょ!」的な気負いが良い意味で、ない。「いつもの感じ」。家庭的な感じなんですよね。席はカウンターとテーブル1つしかない小さなお店だけど、またゆっくりしに行きたいな。


バスで河原町今出川へ。ルーク葵橋店(http://rauk.hp.infoseek.co.jp/)で少しパンを買い、近くの賀茂川でまったりしようという魂胆だったのですが、私たちが食べ始めたらザーっと大粒の雨…。一個だけ食べて撤退でした。ちぇーっ。ちなみに、私たちが訪れた場所(賀茂川と高野川の合流地点)は「出町のデルタ」と呼ばれているらしいです(笑)。パンはいろいろ買ったなかでは「無花果の赤ワイン煮カンパーニュ」が好みでした。もっとハード系のパンが揃っている時に行ってみたいな〜。


バスで南下。河原町丸太町で下車。草星は前から気になっていたうつわ屋さん(http://www.kusaboshi.com/)。こちらも店内はとても狭くて、置いてあるお皿も限りがあるのに「どうしよぅ。どれも欲しい〜」状態(笑)。ま、後はお財布との相談だったり、いま家にあるうつわ(食器ですな)とのバランスを考えたり…。同居人も最近はうつわの好みが出てきたようで「これがかっこいい」なんて言ってみせてくる。そ、それね。私もいいと思ったけどさ、良いお値段だしぃ私の料理の腕がなんとも…お皿に負けそうじゃん!いやいや、白いシンプルな陶器もやっぱいいよな〜。とココロの中で葛藤。今回は予算の都合と、他に手持ちの荷物がいっぱいだったので箸置きと小皿を買ったのでした。小皿は届いたばかりだそうで、奥の在庫からいくつか出し「柄やかたちを見て選んで下さいね」とテーブルに並べてくれました。細やかな心配りが嬉しかったです。次回は、草星予算をしっかり取ってからのぞみたいと思ったのでした。どんなうつわがあるかは、HPやブログを見ればわかると思います。この雰囲気そのままなんですよ。価格的には箸置きが600円前後、小皿は1000円前後だった気が(アバウトですみませんw)。他大皿になると(お皿にもよるけど)5000円位かな〜。



バスで寺町方面へ。同居人がレコード屋さんに行くというので同行。物色したものの収穫はなし。SOU・SOUしつらい店に移動。ランチョンマットやバンダナを購入。最近「今日の夕飯」でちらりと写ってるランチョンマットはここで買ったものです。横長なので何かと使いやすいんですよね。少し疲れたので、しつらい店と同じビルにあるyusoshi(カフェ)へ(http://www.jellyfish.bz/shop/kansai/yusoshi-kyoto/yusoshi-kyoto.html)。ここの店内のファブリックにSOU・SOUテキスタイルが使われているのもあるけど、なんか居心地良かったな。お洒落すぎないし。名古屋パルコのyusoshiとだいぶ雰囲気違うな〜と思ったのでした(http://www.jellyfish.bz/topics/0604/0604-yusoshi-nagoya.html)。そして、四条に戻り「市原平兵衛商店」さがし。いや、迷うはずはなかったのですが、地図の通り歩いても、ない。すると、地元の方が「どこをさがしてるの?」と声をかけてくれました。「お箸屋さんはこの地図と逆の方のお店なら聞いたことがある」。地図が間違ってるのかも…と、逆方面をぐるぐるしていたらありました。ふぅ…(苦笑)。


店内に入り、お目当ての「みやこばし」を物色。長さが大・中・小の3種類あり、どれにしたらいいか分からなかったので、お店の方に聞いてみたら「人間工学とか、手の大きさでこの長さのお箸がいいとかいろいろ言われているけれど、その人の癖もあるし、実際持ってみた感じで選べばいいですよ」と言ってくれました。そうですよね、お箸を持つ「感覚」を数字で求めようとしてた自分が恥ずかしい感じ。他の種類のお箸なども持ち比べた結果、私も同居人も中くらいの長さのみやこばしすす竹を選びました。実際使ってみると、先が細くなっていて、最後の一粒までとれるのに気づきました。そして…安いものではないので(4000円ほど)使う時「シャン」とします(笑)。大切に使っていこうと思います。


箸置きも一緒に買いました


この後、「おばんざい」というバイキングのお店で夕食。楽しく終わるはずだったんですが、私の疲労がピークだったのか胃痛が始まってしまいました。申し訳ない(つーか悔しい)。お土産選びもじっくりしたかったんだけど激痛で動けず、阿闍梨餅を買っただけでした(しっかり買ってるじゃんって?w)。しかし、去年からちょこちょこ訪れている京都ですが、また新たな発見もあり充実した旅になりました。次回はもっともっとゆっくり京都の街を歩いてみたいなと思います。