小幡哲文さんの料理教室@BIO


小幡さんの講座に初参加。緊張しましたが、参加されている方が違うだけでこんなに雰囲気変わるんだ…という驚き。落ち着いた方が多かったので、私的には居心地良かったかな(笑)。今日のメニューは竹の子ご飯、五菜の白胡麻和え、はと麦スープ、蓬もち。竹の子ご飯は茹で竹の子を炒め味をつけたものを、炊きあがった玄米と混ぜる方法。竹の子のシャキシャキが活かされるし、これなら気軽に出来るな。はと麦スープは、いつも他の材料と一緒に炊くことが多いけど、教室では圧力鍋で事前に炊いたはと麦を入れました。麦の「アク」のようなものがしっかり飛んでさっぱりいただけるなと感じました。


よもぎもちの求肥作りが大変でした。最初、米飴を入れて練ったのですが、いくら火にかけても固まってこないのです。どうやら使った米飴が原因みたい。先生がスイーツを作る時、最近のこのメーカーの米飴を使うとケーキなどの膨らみが悪いとのことなのです。まさか、求肥作りにまで影響があるなんてと先生も絶句。米飴をてんさい糖に代え、作り直し。火にかけたら、あっというまに固まってきたのでした。なんなんだろ、あの米飴(買おうと思ってた商品だけに残念…)。赤レンズ豆で作ったあんをくるんだイチゴを、出来上がった求肥でくるみました。このレンズ豆のあん(これはそのまま米飴使用)も美味しかったな。茶レンズ豆で作ったことはあるんだけど、見た目的にこっちの方が綺麗だし。今度作ってみよっと。春は陰陽五行的には「木」(上昇のエネルギー)で肝臓・胆嚢に対応しています。春に出てくる芽のもの(ふきのとうなど)や麦は冬に(肝臓に)ため込んだ塩気や古い油分などを分解する働きがあるそう。先日の原田先生の教室でも話されていましたが、冬にため込んだ根菜やあげもの・塩気などの陽性を陰性である野草(たらの芽、たけのこ、ふきなど)を少しずつとることで外へ排出し、新陳代謝を良くしていくことが春の献立のポイントなんですかね〜。


小幡先生の話(説明)はとても分かりやすく、私が知りたいと思っていた陰陽五行の話もあり、すっかりハマってしまい…というか、面白いなぁと。花粉症の話になった時、「粉ものは減らした方が良いですね」と言っていたので、やっぱそうだよねぇと心の中で反省。最近、パンづいてたからなぁ。そもそも花粉症というのは過剰な免疫の反応=免疫不全(陰性の症状)。血が汚れてることにより循環も悪く…。粉ものを減らした方がいいというのは、「粉ものは腸の絨毛(じゅうもう)にどろどろついて消化吸収をさまたげる」(『Organic Base マクロビオティックと暮らす』より)ことにより、血が汚れてドロドロになってしまうからだと思ってます。花粉症であれ、胃痛であれ、やはり血液の循環が悪いことが原因と思うので、しっかり腸を整えることが重要ですよね(と自分に言い聞かせてます!)。「麦(粒)や繊維ものをとることで腸を良くする」のがポイントとのことでした。粉ものを扱ったあとの、食器・道具洗いの時、小麦粉がどろどろお皿にこびりついて洗うの大変じゃないですか。あれが、からだの中で繰り広げられてるのを想像すると(もちろん、水と体液の違いはありますが)、むむ…っていうかね(苦笑)。パン作りを復活しただけに痛い現実ですけど、週に1回ぐらいのお楽しみにする位がいいのかな(←病気中はほんとは一切止めた方がいいのですよね、えぇ)。


心身の健康には食事だけでなく、適度な運動も必要。そして精神性も要るよなと私は思っていました。先生は、そういう話もされたので、あ〜、私が目指してるのがココにあるじゃん〜って感じでした(笑)。今度、廣瀬ちえさんが作られる教室で、小幡先生による「パームヒーリング講座」が開かれると知り、さっそく申し込んできちゃいました。だって、先生のHP(http://www.naturalfactory.co.jp/)見てて、あぁ名古屋でもパームヒーリング講座あればいいのに!って言ってたところだったんですよ。今回は月1の3回分を申し込み。4月からです。BIOで開催される料理教室も来月はすでに申し込み。4月からも継続しちゃおうかな、と。ちなみにパームヒーリングとは手のひら療法のこと。『暮らしの中のヘルスケア マクロビオティックパームヒーリング手のひら療法とは何か―マクロビオティック健康法』を読んで予習しとこっと。表紙が…怪しいですね(笑&汗)。
暮らしの中のヘルスケア マクロビオティックパームヒーリング手のひら療法とは何か―マクロビオティック健康法