今日の収穫

時間潰しに入ったブックオフにて、文庫4冊購入してしまいました…(しかも105円じゃないやつ)。寺山修司3冊。これきっと同じ人が売ったんでしょうね。上の写真の『スポーツ版裏町人生 (1983年) (角川文庫)』は昭和58年発売の初版。林静一のイラスト。『寺山修司詩集 (ハルキ文庫)』は、代表的な詩、俳句、短歌、歌謡詩集、劇詩集、未完詩集などがコンパクトにまとまってます。寺山修司をこれから読んでみようかなという人はもちろん、ファンにとっても「あの詩も、この詩も載ってる」ので楽しめるのではないでしょうか。『新・書を捨てよ、町へ出よう (河出文庫)』では、美空ひばり論や横尾忠則論も展開。個人的には寺山修司が政治的な話を語っている「わだつみ会」の記述が気になります(ジャーナリスト有田芳生さんのブログにて「わだつみ会」のことを意識するようになりました)。

佇むひと―リリカル短篇集 (角川文庫)

佇むひと―リリカル短篇集 (角川文庫)


筒井康隆の本(上)はとっても久しぶりに購入。中学生の時『時をかける少女』が流行っていたので、原作を読んだのとその流れで短編を少し読んだ記憶が。で、少し大人になってからも気になる作家ではあったのだけど、断筆宣言以降ずっと読んでなかったのです…。が、いしいしんじレクチャーをきっかけに「やっぱ読も〜」と素直になれたというか(苦笑)。楽しみ。