9精油学各論−5解剖生理学(内分泌)

まず、外分泌と内分泌の違いを把握することが大事。副腎髄質と皮質の違いもしっかり覚えてください。

<内分泌>…上皮組織から分化した分泌腺

分泌物の産生・放出を専門にするようになったものが分泌腺=腺
・外分泌腺→分泌腺を直接あるいは導管によって上皮外面に分泌
      乳腺(乳汁)、膵臓(膵液)、粘膜、汗など


・内分泌腺→分泌物を直接血管へ放出(専用の導管はない)
      特定のホルモンを作り、標的器官(細胞)に働きかける

・副腎髄質ホルモン、成長ホルモン、プロラクチンは上位ホルモンを
 持たない
膵臓−外分泌腺として膵液、
    内分泌腺としてインスリン・グルカゴンを分泌


・副腎は副腎皮質と副腎髄質の割合が8:2
・副腎皮質→血糖値上昇させる。副腎アンドロゲンという
 男性ホルモンを微量に放出
・副腎髄質→交感神経類似作用を持つ。カテコールアミンを分泌する
・フィードバックシステムとは、下垂体前葉と下位の内分泌腺の間に
 働く自動制御機構で、下位内分泌腺のホルモンが減少すると、
 下垂体前葉から刺激ホルモンが分泌され、その産生を促し増加すると
 抑制するというシステム

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