4精油学各論−1
精油の成分に関しては、成分→精油名、精油→成分が言えるくらいまで暗記すると楽です。リモネン→モノテルペン、モノテルペンにはリモネンの他にどのようなものがあるか、などは自分で表を作るなどして覚えるといいですね。前回書いた、エステル類、モノテルペンなどの特徴を覚えてしまえば頭の中が整理できるかも。
4、精油学各論
・抽出部位での分類
葉と花…ラベンダー、クラリセージ、メリッサ(レモンバーム)←シソ科
根…ベチバーのみ
果実…ジュニパー、ブラックペッパー、サイプレス(葉も)
樹脂…フランキンセンス(乳香)、ベンゾイン(安息香)、ミルラ(没薬)
葉のみ…マジョラム、ゼラニウム、ティートリー、パチュリ、
ペパーミント、ユーカリ、レモングラス、ローズマリー
・酢酸リナリル(エステル類)…鎮静・鎮痛・抗炎症作用
(リナリルアセテート) ラベンダー、クラリセージ、
ベルガモット、ネロリ
・リモネン(モノテルペン)…消化促進・加温効果・肝臓強壮
柑橘系/ベルガモット、オレンジ、
グレープフルーツ、レモン、ネロリ
フランキンセンス、ミルラ、
ブラックペッパー・リナロール
(モノテルペンアルコール)…鎮静・血圧降下作用
イランイラン、オレンジ、ネロリ、
ベルガモット、ラベンダー、ゼラニウム、
メリッサ、レモン・ゲラニオール
(モノテルペンアルコール)…抗真菌・鎮痛・皮膚弾力回復・収斂作用
ゼラニウム、ネロリ、ローズ、
イランイラン、メリッサ・1,8シネオール(オキシド類)…去痰・抗炎症・抗ウィルス・免疫調整作用
ティートリー(7%)、ペパーミント、
ユーカリ、ローズマリー・テルピネン-4-オール
(モノテルペンアルコール)…鎮痛・鎮静・抗炎症・抗菌・
副交感神経強壮など
スイートマージョラム、ティートリー、
ジュニパー・カンファー(ケトン類)…筋肉弛緩・免疫賦活作用・昆虫忌避作用
ローズマリー
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