中山双葉/JOJO広重/灰野敬二@TOKUZO

今日はのびゅさんの誕生日。彼は昨日もライブに行ってるから疲れてるだろうに、今日のライブも行きたいとのことで私も一緒に行ってみました。ていうか、JOJO広重灰野敬二の音楽は聴いたことないし、中山双葉さんに関しては申し訳ないのですがお名前も知らなかったので、私が見に行って楽しめるのかちょっと不安だったんですが、中山さんのアコギ(エレアコ?)の弾き語りは澄んだ声がとても心地よく、和みましたね〜。ときおりハスキーになるのも私好みです。可愛い声の時もあるけど甘過ぎずいいですね。こういう音楽を部屋で聴けたらなと思いました。歌詞は結構ドキっとするものもありましたけど。最後に「7月にアルケミーからCDが出ますので」と言ってました。アルケミー(http://www.alchemy.cc/)ってこういう普通の(といったら失礼?)音楽も扱ってるんですね。全然分かってない私…。


JOJO広重さんは「非常階段(ノイズ音楽)の人だよ」とのびゅさんは教えてくれたのですが、「だから今はどういう音楽やってるの?」と聞くと「弾き語りみたいよ」とのこと。へぇ、昔ノイズやってた人が今はアコギで弾き語りなの?と思ってたら、全然違うじゃん! エレキギター持って、一発目からすっげぇ爆音! こいつ騙しやがって…と少し恨みました(笑)。耳の準備出来てないからまじびっくりしたよ。高音だったからね…。しばらくして低音の爆音になったので少し落着きました。。なんかコーパスを思い出したな。ゼロがソロで演ったらこんな感じになるのかな。というか、ゼロって非常階段好きだったような(後で記事を探してみます)。で、歌詞が「俺以外みんな死ぬな」とか「病気でも自殺でも交通事故でも死ぬな」だったり「みんな死んじまえ」だったり「おまえなんか生きる価値なし」って、のびゅさんの30回目の誕生日に素晴らしいメッセージだなぁって、笑えました。本人は「記念に残る誕生日だ」と満足のようですが(苦笑)。



そして、灰野敬二が登場。私は映画『エンドレスワルツ』でしか彼を観たことがないので、その時よりかなり髪が伸びていて白い毛の方が多くなってましたが、黒いサングラスにおかっぱスタイルは変わらず。私は劇中での演奏しか観たことがなかったので、いきなり暗い空間でハンドパワー炸裂!みたいな動きを見て少しマリックを思い出してしまいました(笑)。ホント、あれは何? テルミンの時の手付きなんですよね、右手が。左手は機械を調整してた感じだけど、右手は何も触れてないのに音圧が変わったりしてたので謎です…。エフェクターやドラムマシーンなどの操作の後、ディレイ使ってボーカル入れたり、ギターをかき鳴らしたり、1時間ぐらいノンストップミュージック!(笑) すっげ。


そして、なんと最後の最後にJOJO広重灰野敬二の共演があったのでした。JOJOさんが「彼も僕も30年以上音楽やってて、対バンもたくさんあるけれど、共演するのは外国でも東京でも大阪でもやってなくて、名古屋が初めて」と言いびっくり。そんなレアなライブ観れて貴重かも(だからお客さん満員なのか!)。どんな感じになるのかな?と思いきや常にリードしてたのは灰野敬二かな〜(苦笑)。私的には彼の演奏の延長って感じでした。むー、もっとJOJOさんの叫びとか聴きたかったな。あ、途中でギター自体で音を出していたのはかっこよかったです。


えっと、TOKUZOは食事もできるので、TOKUZO特製手打ちピザ 青じそと黒オリーブのピザを食べてみましたが、美味しかったです〜。のびゅさんが頼んだビーフンも。来月にまたライブを観に行く予定があるので、次回は別のものを頼んでみようと思ってます。疲れたけど面白い夜でした。

TOKUZO