久しぶりのライブ

BEST

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昨晩、新栄のアポロシアタートモフスキーのワンマンライブを見に行った。ライブ自体、2年振りぐらいかも。ライブから遠ざかっていた私が今回行こうと思ったのは、ベスト盤(写真)のレコ発だったんで昔の曲をやってくれるだろうという期待。少しの間トモフスキーから遠ざかっているうちに、ファンの世代交代もあり、どう考えても私はこのお客さんのなかで最年長なんじゃないか?と違和感があったりしたし(苦笑)、音楽を効くパワーがなくなっていた時期とも重なっていたから…。昔、出待ちなどしいつも1列目で見ていた熱狂的なファンだった私だけに(爆)、そのハマっていた時代(トモフ初期)の曲は是非聴きたいと、PMSで足がむくんでつらかったけど行く決心をした次第です(大袈裟)。


行く前は「ひとりトモフ」だと勝手に思ってたんだけど、会場についてステージ見たらマイクやら楽器やらがたくさんあったのでバンドかとちょっと残念。というのも、私は10年前にトモフスキーを好きになって、ライブに通い詰めた時の5人トモフ(バンド)は、ギターが名越さん、ドラムがasa-changなどというステキなメンバーだったため、あれ以上の音は誰も出せないだろうし、あの5人が好きだったため他のメンバーでは「ありえない」と感じていたから。でも、今日は別のバンド。どんなんかな?と不安だったんだけど、バックのサードクラスのメンバーとトモの息がぴったりで満足。


「一曲目は『うしろむきでOK!』じゃない?」と私が予想すると、のびゅさんは「それは最後の方じゃない?」なんてライブ前に話した(のびゅさんはトモフワンマン初めて)。私はエレカシのライブでも「『ファイティングマン』をやる気がする」と言ったらあたったことがあるし、意味もなく自信があったんですが、やはりというか見事当たりましたよ(笑)。だてに追っかけ(?)してないって…。気になったのは名古屋のお客さんの控えめなノリ。昔は、振付けとまではいかないけど、いろいろあったんすよねぇ(話すのが恥ずかしくなってきた)。


『両想い』を聴いてた時、その追っかけ時代のことをいろいろ思い出し感情を押さえるのが大変だった。そこまでトモフスキーの音楽を必要としていたのは、父の死やら母の介護などで「自分の人生ってナニ?」と考え始めた時(その頃からうつ状態)、ふと読んだ音楽誌にトモフスキーの記事が載っていて、久しぶりに音楽を聴いてみようという気になり『ネガチョフ&ポジコフ』を買い、これが、もうビンゴっていうかあまりにも衝撃的でして。その頃、実際、安定剤も飲んでいたわけだけど、それ以来トモフスキーの音楽が精神安定剤的なものになったわけです。ま、これ以上話すときりがないのでやめときます(苦笑)。


『カンチガイの海』『タイクツカラ』『ワルクナイヨワクナイ』『ガン告知はいらない』という初期の音楽がやっぱたまらんかった。のびゅさんも言ってたけど『気晴らしなんかじゃ気は晴れない』もやって欲しかったな。いつになく、ごきげんなトモフ(40歳)で安心しました…。途中、何故か織田信長がとりついていたけど。

T O M O V S K Y