映画と買い物

昨日のびゅさんと言い合いになり、私は居間のこたつで寝たため、寝起きはとても不快…。ちょっと疲れていたので、今日のところは映画は1本だけ鑑賞することにしました。カール・ドライヤーの『裁かるるジャンヌ』。予習しといて良かった! サイレントで字幕少ないし、背景にある事情など知らなかったら、きっとさっぱりわかんなかったと思う…。もう1本観ようかなと悩んだけど、止めといた。やっぱちょっと寝不足だったから…。それと、買い物したかったので。


ハンズでいろいろ購入。居間用のカレンダー、つっぱり棒、サインペン、ワイヤー、布用両面テープ、木製おたま…。他の探し物は見つからず。帰り際、三省堂によって立ち読み。月刊CATSには町田康のインタビューが載ってるとのこと。おっ、猫7匹も飼ってるのね(仕事場と自宅合わせて)。どれも可愛くて。ココアちゃんとゲンゾーさんに、えーと、日記に出てくるニゴの写真はなくて………名前覚えきれません。また猫飼いたいなぁ。たまにアトムのことを思い出します。お腹がやわらかかったなぁ、いびきうるさかったなぁ、よだれ臭かったなぁとか。


本屋さんで、MINEという雑誌もチェックしました。「ボロボロになっても使い続けている料理本」がある暮し、という特集に高山なおみさんが載っているとのことで。紹介されている本を見て思わず感動しましたよ! だって、それは私が欲しいと思っていた本だったから。ぐるり@美味でも紹介している常備菜の本(『べんりな常備菜』『ジャムと砂糖煮』)の写真が載ってるんだもん。こういう昔からある素朴な料理が気になっていたところだったのです(だからぐるり@美味にも常備菜本のコーナー作ったわけで)。あぁ、三冊セットを買っちゃおうかな。うん、買おう!(ぐるり@美味 つくりおき/保存食コーナー http://myshop.esbooks.yahoo.co.jp/md_fair/home_cooking/gururishobo?shelf_id=08 三冊セットは一番下の左!)


この特集は高山さんの他、有元葉子さん、根本きこさん、渡辺有子さん、飛田和緒さん、枝元なほみさんが料理本を紹介してます。面白いです、この特集。私は高山さんの本をボロボロになるほど読んでるけど、その料理家の人たちが読む本ってどんなんだろう?って思うもんねぇ。高山さんの記事の見出しは『普通の人の普通の料理が好きになった』とあるんですが、同感ですね。私は料理家じゃないけど(笑)、素朴な料理が一番だと思うのです。「普通」がいちばんだと。これは料理だけでなく、生き方というか姿勢というか、今まで「人と違うことがしたい! 人と同じじゃヤだ!」とか「普通なんかかっこわるい」とか思って生きてきたんだけど、それってかなり恥ずかしいというかまぬけなことだったなと思ったのです。まぁ、特に後悔もしてませんが。普通がいいのかなと思ったきっかけは、たしか町田康のインタビューなんだけど…(苦笑)。あれ読んだ時は目からウロコっちゅうか、ガーンていうか、あまりにも自分のダメな部分をつかれてイライラしたっちゅうか。。


長くなってきましたので、終わります。MINEは結局買いました。こういう雑誌はあまり読まないんだけど、この特集は素敵だね。