斎藤環『生き延びるためのラカン』読了

生き延びるためのラカン (木星叢書)

生き延びるためのラカン (木星叢書)

この本が出版されたのは2006年とちょっと前なんだけど、最近突然ラカンに興味が出て、なにか入門書がないかなぁと思って探していたらこれを見つけました。


語り口がカジュアルなのと、身近な例を挙げて話してくれるのもあり、ぼんやりだけど「ラカンってこんな感じ?」と思ったのでした。「わかった」とは絶対言えないけど(苦笑)。想像界現実界象徴界のこと、対象a、ボロメオの輪など、ラカンの代表的な理論を紹介しています。


ラカンの本だけど、ときどき(結構頻繁に?)フロイトの理論も紹介されています。ラカンを知るためのベースだと思うのですが、それらを読むとフロイトも気になってきます。。


今後ラカンの入門書を読み始めて「あぁもう全然わかんないっ!」ってなった時にこの本を開けば少しは道が開くかな〜なんて期待してます(笑)。次はこれかな〜なんて思ってますが…↓

ラカンの精神分析 (講談社現代新書)

ラカンの精神分析 (講談社現代新書)