面白おかしく書いているけど、結構、今の社会だったり、＜小説＞についての言及も皮肉めいたものがあり、いくらでも深読みできるような気がするなぁ。あ、マーチダ先生の小説読んでいつも思うけど、登場人物の名前が面白い。なかでもツボだったのは「森田句茶彦」という名前。これって「くちゃひこ」「くさひこ」？w バンド名は「犬とチャーハンのすきま」だし（笑）。あ、それと、あれ？まともな名前が出て来た！と思ったら
笙野頼子だった。「
笙野頼子に、『神様のくれる鮨』という短編があったなあ。」という一文。調べたらこれは実在の小説だった（『群像』2001年1月号）。もう一人実在の人物が出て来た。「
折口信夫は蹴球のことを汚れ蹴鞠と言ったそうだが、…」とあるけど、これに関してはちょっとよく分かりません…（苦笑）。嘘は書かないよねぇ…（ここら辺もマーチダ的シャレなのかしら）。後半、ふと『
1Q84』を思い出した。たぶん、こういうこと思ったのは少ない（いない？）と思うので、理由は書かないけどさぁ（単純な発想すぎて書くのが恥ずかしいのです）。それと！ くわばら、くわばら、ならぬ（というか英語にしただけか）、テリブル、テリブルってのもツボでした！
今この瞬間読んでいるところがおもしろい
呆れるよりも尊敬してます