うつわ・mokodi・民藝

最近の興味はコレ↑。お気に入りの器を探したいっていうのは前からのことなんですが、先週末にmokodiで沖縄の読谷焼の茶碗を買ってから、さらにその先に広がる世界に興味津々になってしまいました。mokodiは全国の作家さんの器を置いてあるのは知ってたのですが、「民藝うつわ」を置いてあると何かの冊子でみかけたし、お店にも本が置いてあったりするので、そういえば「民藝」ってなんだっけ?とあらためて調べてみたら、なんだか面白そうな世界じゃないですか〜(http://www.mingeikan.or.jp/html/philosophy-history-mingeikan.html)。

「民藝」とは、「民衆的工芸」或いは「民間の工芸」の謂いであり、無名の職人達が民衆の日常生活の為に作った実用品を指す語として、大正14年(1925年)に柳と彼の同志である陶芸家の濱田や河井寛次郎によって作られた。彼らは、それまで美の対象として顧みられることのなかったそれら民藝品の中に、「健康な美」や「平常の美」といった、人間生活に欠かせない大切な美の相が豊かに示されていることを発見し、そこに最も正当な工芸の発達を見たのである。風土と伝統の力に護られ、自然の恵みを受けながら、虚心に仕事をする無名の職人の手になる作物には、時として芸術家が作り出す作品に勝とも劣らない美が宿るのであった。<日本民藝館HPより>

なんだろ、思ったより堅苦しくなかったのねというか、「健康な美」や「平常の美」、「用の美」というものについて詳しく知りたい、触れたいという気持ちになったのです。「民藝運動」の精神に魅かれているのかな。もちろん器の美しさに魅かれているのもあるんだけど。私が沖縄に住んでいた時(もう十数年前になるのか…)は、壷屋焼、読谷焼(もっと渋い作品)ぐらいしか知りませんでした。民藝運動の知識をあの時もっていれば、今回の窯元さんとか取材できたかもしんないよな〜。あの時の自分、何やってたんだろ…と激しく後悔したり(あの頃はあれで精一杯だったのかな)。お店の方が沖縄に買い付けに行った時の写真を見ていたら「ぶくぶく茶」が写っていて、これも「いいな〜」って。結局私、飲んだ(食べた?)ことなかったんだよな〜。お安いものでもないのでね。沖縄そばばっかり食べてた気がする(笑)。


話がそれました。で、GWに京都に行くので、柳宗悦とともに民藝運動を推進した河井寛次郎の記念館に行ってみてもいいかな〜(いや、行きたい)と思ってます。その前に「民藝」の基礎知識が欲しいな。関連本を物色中です。正直なところ、あの人はこういう人だったのか〜というつながりを発見したのも興味津々の理由です。河井寛次郎の名は京都のガイド本などで知っていて記念館はいつか行ってみたいと思っていたんです。そして、河井寛次郎とともに民藝運動に参加していた芹沢けい介の名も知っていました。静岡市に彼の美術館があって、いつか行きたいなと思いつつも行ってない場所だったしね(そんなんばっか…)。あ〜、それでmokodiに芹沢けい介グッズがあったのね〜と納得。


mokodiは器の他にも素敵な生活雑貨がいっぱいですっかりハマっています。シュロのほうきに、今治の刺し子風タオル、レトロな温度計など、「ここからここまで全部ください」って言いたくなるものばかりです(笑)。もう一度「やちむん展」行こうかなぁ。


うつわと暮らしのもの mokodi モコディ
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河井寛次郎記念館