第37回−精油のプロフィール
アロマテラピー検定ですから、ここは興味がある分野だと思います。が、20種類の精油の科名・抽出部位・抽出方法、そしてエピソードなど覚えるのは大変かも。今日は、その精油のプロフィールのポイントを見ていきます。
まず、精油名から「科名・抽出部位・抽出方法」がさらっと言えるようにしておきたいところ。そのなかでもポイントとなるものを挙げてみました。
◎科名
※シソ科が多いのですが、1級範囲では5つ
クラリセージ、マージョラム、ペパーミント、ラベンダー、ローズマリー
◎抽出部位
(柑橘系に多い)※ネロリは花から抽出
- 花と葉…クラリセージ、ラベンダー
◎抽出方法
- 柑橘系のオレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、レモンは
圧搾法 ※ネロリは水蒸気蒸留法
他は、すべて水蒸気蒸留法
◎光毒性(ベルガプテン)の危険性のある精油
- ベルガモット、レモン、グレープフルーツ
◎エピソードなど
- イランイラン…花の中の花
- ラベンダー…「洗う」「青みがかった」
- ローズマリー…海のしずく(Rosmarinus)、「マリア様のバラ」
ハンガリーウォーターの主成分
- フランキンセンス…キリスト誕生の際、捧げられた香り
(他、没薬=ミルラ、黄金)
次回はアロマテラピーの歴史のポイントです。