第9回−精油が働く経路

あの〜、とある掲示板を見ていたら検定受けるのにテキストを買っていない人が結構いるのを発見し、びっくらこきました(笑)。問題集より検定テキストを何回も読めば受かる試験なんだけどなぁ。まぁ、とりあえず受かればいいやと思う人はそれでも受かってしまうとは思いますが、なんかおかしくないですか?? ま、い〜や。つーかですね、この「アドバイス」は検定テキストを買っているのを前提で書いてたもので、想定の範囲外(死語)だったんでねぇ…。なので、個人的には検定だけで高いなぁと思っても買うことをおすすめします。確かに高いけどね(しかし昨日ブックオフで数百円で売られてたのを発見!)。


気を取り直して、今日はアロマテラピーで重要な「精油が働く経路」を見ていきます。これ知った時、アロマテラピーってただ単に香りを嗅いで気分的に癒されるだけじゃないんだ!って発見がありました。それでこんなに深みにハマることになったんです。今回は試験対策なんでほんと大雑把にまとめることしか出来ませんが…。

精油が働くルートには4つあり、1つは神経伝達ルートで血液を介さない
 残り3つは血液を介するルートだが、消化管から(飲食)のルートは
 協会では推奨していない


 <血液を介さないルート>
 ・感覚(嗅覚)を通しての精神・生理作用
  香り成分→鼻の奥の嗅細胞→(電気的信号)→大脳(においを認識)


 <血液を介するルート>
 ・吸入による作用
  呼吸と共に肺の肺胞から血管系へ入り、血流にのり全身に作用

 ・皮膚からの吸収(経皮吸収)
  皮膚の表面から皮膚内へ浸透し末梢血管に入り、全身を巡る循環に乗る

 ・消化管から(飲食による)
  内服することにより消化管から血液に入る
  上記の3つのルートに比べ、大量の精油成分が吸収される可能性がある
  ので、特に注意が必要。協会では内服はすすめていない

2級に関してはこんな感じです。1級になると、神経伝達ルートはもう少し細かく見ていくことになります。とにかく、検定テキストが基本です。よく読んでおいてくださいね。


次回は「精油の作用」です。