道友会かぁ

報道ステーション道路公団の特集見てて出てきた「道友会」名簿。これうちにも毎年届いてたなぁとなんだか懐かしく感じちゃいました…。分厚い名簿でねぇ、この人はここの会社に行ったんだぁなんて小さい時から眺めていたものです(社宅に住んでたから)。他にも父が幹事となり「○○会」とかそういうのはいくつかありました。亡き父は公団OBであり、民間企業に天下りしました。だからといって、恵まれた生活をしていたかというとそうでもありませんでしたよ。天下りにも天と地ほどの差があるようでね(汗)。公団OBが関連企業に天下りするってことは、かつての同僚が敵になるわけですよね。談合してたらもっと裕福だったかもだけど、父は真面目に営業してたみたいで、たまに営業が成功するととても喜んでました(苦笑)。ちなみに、父の後釜には父の後輩である公団OBが就任しました。そういうシステムになってるんですな。お葬式には公団からたくさんの花が届きました。でも、理事にお礼状を書いて静岡から霞ヶ関に勤めていた企業の社長・会長と挨拶に行かなければならなかったりして(親戚が私の代わりに行ってくれた)、それにはなんだか違和感を感じました(挨拶状は勤めていた民間企業が考えて提出した)。公団に嫌われたら仕事ないから民間企業は必死なんですね。


父は公団にいた時の方が仕事に熱心だったと思うし生きがいだったと思うな〜。父は高速道路ができる度にその工事にかかわっていました。その度に私も引越しました(私が引越したのは仙台、広島など)。沖縄、東名阪、東北道中国道の植栽関係(何をどこに植えるか)は父が設計したようです。私は父が公団でやってきた仕事に誇りを持っています。だけど、やたら「道路公団は悪」みたいに報道されるのは、ちょっと辛いです。昔も今も公団で真面目に働いている人はたくさんいると思うんです…。