キ○ガイはいつから放送禁止用語に?

例の奈良の「騒音おばさん」の特集を昨日の「バンキシャ」でやっていた。新映像入手!とか(苦笑)。どのワイドショー見ても絶対といっていいほどこのおばさんの映像が流れ、その度に驚愕してしまっていましたが、昨日は塩じいの発言にドキドキでした。おばさんの映像の後、福沢アナに感想を求められた塩じいが「この顔みただけで普通じゃないってわかる…(中略)、キ○ガイだ」とな。福沢アナが「そのような発言はふさわしくないかと」と慌てて止めに入ったものの後の祭り…。


この前も、「ワイドスクランブル」のなかでコメンテーターのおやじがゴダールの『気狂いピエロ』というタイトルを言ったところ、少し経ってから「お詫び」のナレーションが入った。「作品のタイトルです」って。こちらの場合は、視聴者が敏感すぎな気がするけど。作品を知らなくても話の流れで別に差別発言ではないとわかるだろうに。


でも、いつからキ○ガイって放送禁止用語になったんだろ。昔(私が小さい頃)は、テレビでもコメディアンとかがそんなこと言ってた気もするんだけど(だから昔の人間←塩じいは言っちゃったのかな)。先日テレビを見てたらYOUが「くるくるぱー」って言ってたのですが、それはOKなんですね。うーむ、ボーダーラインがわからん。さすがに、ビ○コとかカ○ワとかはいかんですが、それだって10数年前までは普通(そりゃこっそりだけど)に使っていたのに。このことだけじゃないんですが、ここ数年、ある種の日本人がある種の日本人を監視しすぎな気がして嫌な風潮だなぁと感じています。